2007年10月11日のブックマーク (1件)

  • [書評]スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学 (吉本佳生): 極東ブログ

    面白いだと思った。よく売れているようだ。ただ私は珍に近いかなという印象も持った。たぶん、このは、れいのベストセラー「さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学(山田真哉)」(参照)のノリで企画されたのではないだろうか。あちらが会計学ならこちらは経済学ということで。そうしたノリ、つまり、難しい経済学とかを卑近な事例でわかりやすく説明するという枠組みがこのの前半まで続く。 ただ、さおだけがべたに会計学を指向しているのに対して、このスタバグランデのほうは経済学を指向しているのではなく、現実の価格現象にきちんと向き合ってしまっている。その意味で方向性がまるで逆だとも言える。筆者は経済学というものが社会にどうあるべきか、ある意味で実務的な感性がしっかりとある、あるいはありすぎるのだろう。 ちょっと野暮なことを言うと、経済学は所詮は世間の現象を扱っているので、世間の現象に