『福島県下での放射能調査に取り組んで』というレポートを、著者の安斎育郎氏からいただきました。安斎育郎氏は平和学者(立命館大学名誉教授)として活躍していますが、かつては放射線防護学者として東大医学部助手時代、日本の原発政策を批判して17年にもわたるネグレクトやアカハラを受け続けた“伝説の人”です。 安斎育郎氏は、立命館大学の教授を退官後も、立命館大学国際平和ミュージアム終身名誉館長のほか、日本科学者会議代表幹事などいくつもの肩書で活躍しています。 安斎科学・平和事務所公式サイトより http://asap-anzai.com/ テレビや書籍でご存じの方も多いのではないでしょうか。 私は、安斎育郎氏とは20年前にある仕事でご一緒し、その後9年間、安斎育郎氏が会長を務めるある団体で副会長などの肩書でお仕えしてきました。 「お仕え」というと忠実な部下のような表現ですが、実際には私の一本気な性格のた