●青春とセーラー服の文化社会論 Culture of a middy blouse and skirt in Japan 「耳をすませば」では、月島雫は学校の制服としてセーラー服を着ていました。それはいうまでもなく女子生徒が着用する制服の一つです。しかし、セーラー服はその長い歴史の中で、単なる衣服としてだけではなく、いわゆる青春時代を象徴する存在として人々の心に刻み込まれてきました。学園生活、初恋、交換日記、初めてのデート・・・。セーラー服は、思春期における様々な場面での様々な思い出と深く結びついて記憶される、青春の代名詞ともいうべき制服なのであります。 このコーナーでは、セーラー服の社会的・文化的な意味を考察し、青春との関連についても考えていきます。 中学校・夏服 ベランダにて (提供:古賀リエさん・右) ●第1節 「青春」とセーラー服について考えてみよう 1999/07/15 どのよう