2019年に起きた無残な暴行死事件 太宰府主婦暴行死事件。2019年10月、太宰府市で佐賀・基山町の主婦・高畑瑠美さん(当時36歳)が無残な遺体で見つかった。 1カ月にわたって監禁されていた瑠美さん。バタフライナイフや割り箸で下半身を突き刺されたほか、木刀やマイクで殴られる暴行を繰り返し受けたとされ、死因は外傷性ショックだった。 この記事の画像(22枚) 福岡県警はその後、瑠美さんと同居していた山本美幸被告と岸颯被告、そして、トラック運転の田中政樹被告を逮捕、3人は傷害致死や死体遺棄などの罪で起訴されている。 普通の主婦がなぜ、赤の他人である被告たちと同居をし、亡くなることになったのか。 取材を進めると、実は家族の中で瑠美さんよりも先に被告たちと接点を持った人物がいた。瑠美さんの実の兄・亮太さんだ。 亮太さんは山本被告に借金をし、10年前に失踪したとみられていたが、その亮太さんと接触するこ