現代のベートーベン騒動やSTAP細胞論文騒動には幻滅しました。佐村河内さんの謝罪会見には憤りを増幅させられましたし、会見をしない小保方さんにも失望中です。人間の真価は「謝るとき」に決まると思います。人間は完全ではありません。過ちは犯すものです。もちろん、彼らの間違った行為そのものも問題視されるべきですが、それ以上に「過ちを認め、どのように謝罪したのか」ということが問われるべきだと考えます。 原因究明よりも、問題解決を優先してください ぼくは以前、社長を務めていた会社で、しばしば「問題が起きるのが問題ではなく、それをどう解決したのかということこそ問題だ」と指導してきました。冒頭で書いたように、人間というものは完全ではありませんから、問題を起こすことはあります。だから、起こってしまった問題の原因究明についてギャーギャー言い合うよりも、「その問題をどのように解決するのか」ということについて考えろ