映画秘宝の編集長、岩田和明氏がTwitterの一般人アカウントにDMを送りつけ、大問題に発展している。今回の事件について、映画ライターとして、映画上映に関わってきた者として、感じた怒りを表明したいと思う。最初に書いておくが、編集長の行為は徹底的に叩かれても仕方ない。でも、自分の大きな怒りは別の部分にある。それは、これまで、映画界で何回も感じてきた怒りだ。 さて、ことのあらましはこちらの記事で紹介されている。 大前提として岩田氏の行動は本当に愚かだ。それなりの知名度がある雑誌の公式アカウントを使い、批判者にDMを送りつけるという行為は脅迫、恫喝と捉えられても仕方がない。岩田氏のDM被害を告発するツイートは相次いでいるので、彼にはもともと、そのような習慣があったのかもしれない。 ただ、岩田氏のDM癖は、批判されても「取り返しのつかない大問題」とまでは呼べなかったと思う。人は過ちを犯すものだ。精
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