日本郵政社長人事の混乱を巡り総務相を更迭された鳩山邦夫氏=衆院福岡6区=は13日午前、自民党離党の可能性について「すぐには考えていない。(新党結成は)視野にない。政局とは一切関係ない」と述べ、否定した。地元・福岡市の福岡空港で記者団の質問に答えた。 【写真で見る鳩山邦夫氏の軌跡】郵政社長人事、裁判インコ、愛犬ジャムとの思い出…いろいろありました 鳩山氏は今回の自らの対応について「後悔はない。自分が決断したことだから。責任を取ることだ」と話した。さらに「スタンドプレーをしているかのように言われるが、私は不器用で一本勝負しかできない。兄(鳩山由紀夫・民主党代表)のような遊泳はできない」と語った。麻生太郎首相に対しては「今回は判断を誤られたが、あれだけの立派な方だからこれからは何事にも判断を誤らないよう頑張ってほしい」と気遣いを見せた。【斎藤良太】 【関連ニュース】 【自らを西郷隆盛に例