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ブックマーク / nippondanji.blogspot.com (23)

  • InnoDB Pluginことはじめ。快適ストレージエンジン生活はじまる!

    MySQL 5.1.38からMySQL体にInnoDB Pluginバンドルされている。一部の先駆的なユーザー以外に、「InnoDB使ってますよ!」もしくは「検証してるよ!」という話をあまり聞かない。そもそもであるが、InnoDB Pluginってなんぞ?!という人が多いんではないかと思うのだが、実際はどうなのだろう?現在はRC版(リリース候補版)という位置づけのInnoDB Pluginであるが、一部影響度の高いバグが残っていたりしてGA版ほどの安定性は求められないものの、ほとんど実用に耐えうる品質になっているといえる。そんなわけで、今日は改めてInnoDB Pluginの使い方・使いどころについて説明するので、ぜひ皆さんの手でInnoDB Pluginを評価してみて頂きたい。 なお、以下の解説は現在の最新バージョンである、InnoDB Plugin 1.0.6を前提にしているので、将

    InnoDB Pluginことはじめ。快適ストレージエンジン生活はじまる!
    R-H
    R-H 2012/05/30
  • MySQLバックアップ頂上決戦!! LVMスナップショット vs InnoDB Hot Backup

    スナップショットを使えばとある瞬間のディスクやファイルシステムのデータをいつでも後から参照することができる。しかもスナップショットの作成は一瞬だ。スナップショット機能を活用すれば最強のオンラインバックアップソリューションが出来るだろう。 しかし、スナップショットでバックアップを取るなんて危険な操作じゃないのか?!と不安に思われる方もいらっしゃるかも知れない。MySQL Serverが稼働中にいきなりデータだけをとってくるのだから、そのような疑問を持たれるのは頷ける。しかし仕組みさえ分かればスナップショットによるバックアップは怖くないということが分かるはずだ。そこで、まずはスナップショットによるバックアップの仕組みについて説明する。スナップショットを取る際の要件は次の通りである。 全てのデータを単一のボリュームに置くこと。つまり、一回のスナップショット操作でバックアップが取れることだ。 ディ

    MySQLバックアップ頂上決戦!! LVMスナップショット vs InnoDB Hot Backup
  • いますぐWindowsを捨ててデスクトップでGNU/Linuxを使う10+の理由

    言及するのが既に周回遅れ気味だが、いますぐコマンドプロンプトを捨てて、Cygwinを使うべき10+の理由という記事がとても人気だったようだ。 Cygwinはご存知の方も多いだろうが、元々はCygnus Support(後にCygnus Solutionsに改名)という会社が開発した、Windows向けのGNU関連のツール群だ。Cygnusという名前にはGNUの3文字が含まれているが、これは「GNUのシノニム」というのが名前の由来だからだ。Cygnusが開発したWindows向けのGNUツール群=Cygwinというわけだ。CygwinはまさにGNUオペレーティングシステムの一部のWindows移植版なのである。このへんのことはCygwinのFAQにも書いてある。余談だが、Cygwinの対抗馬としてはMinGWが出てくるが、こちらは「Minimalist GNU for Windows」の略だ

    いますぐWindowsを捨ててデスクトップでGNU/Linuxを使う10+の理由
  • MySQL 5.5をわずか30秒足らずでコンパイルするためのテクニック

    べっ・・・別にソースコードなんて自分でコンパイルしないんだからねッ!!などと言わずにまず聞いていただきたい。30秒でMySQLのコンパイルが出来るというこの事実を。最近、細々とビルド時間の短縮に取り組んでいたのだが、正直ここまで爆速になるとは思わなかった。今日はビルド時間短縮のためのテクニックを紹介するので、是非皆さんも参考にして、快適ビルド生活を送って頂きたい!! 自己ベストは26.262秒マシンの状態や負荷の状況によって多少ビルドにかかる時間は前後してしまうのだが、これまでの自己ベストはなんと26.262秒。平均すると30秒ぐらい。以前は1分を切ることがなかったのだが、今ではなんとその半分でビルドが出来てしまう。これは純粋にmakeをするのにかかった時間であり、cmake(MySQL 5.5以降)やconfigure(MySQL 5.1以前)にかかる時間は除いてある。だがそれでも速い。

    MySQL 5.5をわずか30秒足らずでコンパイルするためのテクニック
  • InnoDBのログとテーブルスペースの関係

    InnoDBのデータ領域はログファイルとテーブルスペースという、切っても切れない2種類のファイルから構成されている。ログファイルは名前からするとただのログだから削除しても平気かな?と思って削除してしまうという問題が後を絶たない。そこで、今日はログファイルとテーブルスペースの関係について説明しようと思う。 InnoDBのログファイルは、別名WAL - Write Ahead Logと呼ばれるもので、名前を日語に直すと「前もって書き込んでおくためのログ」とでも呼べるだろうか。InnoDBのテーブルに対して行われた更新は、全ていったんログに書き込まれるのである。トランザクションがコミットされると、innodb_flush_log_at_trx_commit=1が設定されていればログファイルに書き込みが行われる。0または2の場合には、ログバッファと呼ばれる領域にデータが保持される。その後、時間を

    InnoDBのログとテーブルスペースの関係
    R-H
    R-H 2011/10/28
  • まるで魔法のようなストレージエンジン??VP for MySQLによる驚愕のテーブル操作テクニック。

    先日、SPIDERストレージエンジンについて2度に渡りブログで紹介した(その1:Not Only NoSQL!! 驚異的なまでにWRITE性能をスケールさせるSPIDERストレージエンジン、その2:快適スケールアウト生活への第一歩。SPIDERストレージエンジンを使ってみよう!)が、SPIDERの作者である斯波氏は、実はもう一つ驚くべきストレージエンジンを開発している。その名も、VPストレージエンジンだ。ちょっと地味な名前だが、VPとは、Vertical Partitioning(垂直パーティショニング)の略で、複数のテーブルの上にVPストレージエンジンを被せて、垂直パーティショニング(カラムごとにデータを格納する領域を分ける)を実現するというものだ。他のテーブルの上に被せるアーキテクチャをとっているという点では、VPとSPIDERの発想は同じである。以下は、VPストレージエンジンの動作

    まるで魔法のようなストレージエンジン??VP for MySQLによる驚愕のテーブル操作テクニック。
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    R-H 2011/10/28
  • Not Only NoSQL!! 驚異的なまでにWRITE性能をスケールさせるSPIDERストレージエンジン

    Webサービスでは、世界中からのトラフィックを捌く必要があるため、いくらチューニングしようとも一台のRDBMSでは捌ききることが出来ないのが常だ。MySQLは最初からマスター・スレーブ型のレプリケーション機能が搭載されており、スレーブをたくさんぶら下げることによって参照の負荷をスレーブに割り振るというスケールアウトによってその問題に対処してきた。スレーブによるスケールアウトは、参照(=PV)が多いWebサイトと非常に相性が良く、幾多のWebサイトにおいて実績を作ってきているし、まだまだ利用されている。 しかしながら、サイトのトラフィックが劇的に増加してくるようになると、レプリケーションによる負荷分散では追いつかなくなってきた。そこで人々がとった選択肢は、memcachedを利用することである。memcachedはインメモリ型の高速なKVSであり、参照・更新性能はMySQLより格段に高い。M

    Not Only NoSQL!! 驚異的なまでにWRITE性能をスケールさせるSPIDERストレージエンジン
  • MySQL 5.6登場!!新機能速攻レビュー

    現在、米国で行われているMySQL Conference & Expoにあわせて、新しい開発版であるMySQL 5.6が発表された。MySQL 5.5における新機能もかなりのものだったが、MySQL 5.6の進化は質・量ともに勝とも劣らない内容となっている。そこで、今日は簡単に、MySQL 5.6で追加された新機能の概要について見てみよう。開発版なので利用にあたっては十分な注意が必要(予期なく予定が変更される可能性あり)だが、次期正式版のリリースに向けて是非試してみて欲しい。 InnoDB関連MySQL 5.5で大幅な進化を遂げたInnoDBだが、その勢いはまったく衰えることを知らない。性能の強化だけでなく、痒いところに手が届く便利な機能が追加されている。 ダーティページのフラッシュをするスレッドが独立した。以前はマスタースレッド内でフラッシュが行われていたが、スレッドが独立したことによっ

    MySQL 5.6登場!!新機能速攻レビュー
    R-H
    R-H 2011/04/12
  • 「優れたMySQL DBAを見分ける27+3の質問」に対する回答例

    随分と更新が空いてしまったが、「優れたMySQL DBAを見分ける27+3の質問」に対する回答例(漢バージョン)を紹介しよう。実は質問を掲載した際「難しい!」というコメントが非常に多く、もう少し易しい質問にするべきだったかと思って次のように呟いてみたのだが・・・ 非常に心強くて安心した。さすがに日を代表するMySQLのエキスパートである。出題のレベルは間違ってはいなかった!! そんなわけで、回答の方に移ろう。 MySQLのサーバープロセスはいくつある?ひとつ。mysqldはシングルプロセス・マルチスレッドモデルを採用しているので、"サーバー"プロセスはひとつである。多くの場合、Linuxなどでmysqldを動かす場合には、お供にmysqld_safeも常に動いていることが多いが、mysqld_safeはサーバーではなく、mysqldのためのラッパーであるので数には含めない。 rootユー

    「優れたMySQL DBAを見分ける27+3の質問」に対する回答例
    R-H
    R-H 2011/04/08
  • MySQLレプリケーションを安全に利用するための10のテクニック

    MySQLのレプリケーションは非常に簡単に使える割には応用の幅が広いので非常に人気のある機能の一つである。レプリケーションの応用分野は例えば、 バックアップ 参照系の負荷分散 HA(高可用性) ディザスタリカバリ(サイト間レプリケーション) BI(レポーティングetc) という風にとても多くのバリエーションがある。このブログを読んで頂いている皆さんの中にもレプリケーションを使っている方は多いのではないだろうか。ご覧の通りMySQLのレプリケーション機能はミッションクリティカル分野でも利用されているが、レプリケーションの使い方が適切でないとシステムの安定稼働に支障を来してしまってDBAやシステム管理者の肉体的、精神的負担が増大してしまう。逆にレプリケーションを堅牢に運用することが出来ればマクラを高くして眠れるというものだ。レプリケーションはMySQLの代表的な機能であるので、レプリケーション

    MySQLレプリケーションを安全に利用するための10のテクニック
  • 快適スケールアウト生活への第一歩。SPIDERストレージエンジンを使ってみよう!

    先月、Not Only NoSQL!! 驚異的なまでにWRITE性能をスケールさせるSPIDERストレージエンジンというエントリでSPIDERストレージエンジンによるスケールアウトが凄い!という話を書いた。SPIDERストレージエンジンは凄いヤツだが、ノウハウがあまりウェブ上で見つからない。唯一見つかる日語の記事は、ウノウラボによる「国産MySQLストレージエンジン「Spider」の作者、斯波健徳氏に聞く 」だけである。SPIDERストレージエンジンは斯波氏による単独の作品であるため、斯波氏は開発だけで手いっぱいであり、使い方の紹介記事を書くことまでは手が回らないのであろう。こんな凄いストレージエンジンをドキュメントが足りないせいで使って貰えないなんて勿体ない!! というわけで、今日はSPIDERストレージエンジンの基的な使い方について紹介する。少し長いエントリであるが、最後までお付き

    快適スケールアウト生活への第一歩。SPIDERストレージエンジンを使ってみよう!
  • 爆速SSD Fusion-io ioDrive Duo現る。ただしインターフェイスはPCI Expiress

    PC Watchの記事で Fusion-io、読み取り1.5GB/secの世界最速SSDPCI Express接続で最大容量1.2TB というニュースを見かけたのだが、この製品がなんとも凄い。 シーケンシャルリードは1.5GB/sec、シーケンシャルライトは1.4GB/secというからまさに爆速!!最近人気のインテル製SSDでもシーケンシャルリードが250MB/sec、シーケンシャルライトは170M/secぐらいだからまさに桁が違う。ただしこの製品、インターフェイスはPCI Expressであり、残念ながらノートPCでは利用出来ない。MacBook Proでウハウハ快適生活!!は出来ないわけである・・・残念。 製造元のFusion-ioはサーバー向けだと謳っているのて爆速SSDでウハウハ快適データベース生活!!なら可能だ。サーバー用途で使う場合、PCI Express接続だと共有スト

    爆速SSD Fusion-io ioDrive Duo現る。ただしインターフェイスはPCI Expiress
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    R-H 2011/01/06
  • MySQL 5.5新機能徹底解説

    今年も残すところあとわずかとなった。2010年もIT業界にとっては変化の多い一年だったが、皆さんにとっては良い年だっただろうか?既に何度かMySQL 5.5の新機能については取り上げたが、ついに正式版がリリースされたということでここで改めて新機能を解説し、今年最後のエントリを締めくくろうと思う。 MySQL 5.5にはこれでもかっ!というぐらい新機能が追加されている。しかもいずれもナイスなものばかりだ。一般的には、ソフトウェアに新機能が追加されると重くなったり安定性が低下する事例が後を絶たないのだが、MySQL 5.5に関してはそのようなことは全くないので安心して利用して頂きたい! InnoDBの大幅な改善種々ある改善点の中でも特に目をひくのがInnoDBストレージエンジンへの改良だ。実は、InnoDBMySQL 5.1が最初にリリースされたときから、2回アップデートが行われている。My

    MySQL 5.5新機能徹底解説
    R-H
    R-H 2011/01/02
  • 限界までMySQLを使い尽くす!!

    どこまで出来るか?!やれるところまでやってやるぜ!!と、威勢が良いのは若い間だけの話。オトナのオトコは、攻めるときはとことん攻めるが自らの限界もわきまえて賢く振る舞うのがスマートってものである。というわけで、今日はMySQLのいろいろな限界についてまとめてみる。皆さんも是非MySQLの限界を知り、MySQLをもっとスマートに使って頂きたい。 SQL文の最大長 MySQLサーバーが実行出来るSQL文の最大長は、max_allowed_packetシステム変数で表される。max_allowed_packetの最大値は1GBである。max_allowed_packetの値はセッションごとにも設定可能なので、デフォルトではそこそこの値(16MBなど)に設定しておいて、必要に応じて大きな対を使うと良いだろう。 データベースの個数 データベースオブジェクトの個数に制限はない。データベースオブジェクトは

    限界までMySQLを使い尽くす!!
    R-H
    R-H 2010/12/06
  • GPLv3とソフトウェア特許

    GPLv3にはソフトウェア特許についての言及(GPLv3 第11条)がなされているが、どうもこの点については誤解が多く人々がGPLv3の利用を躊躇する理由になっているように思う。GPLv3の特許条項はGPLv3に対するFUDの元凶になっているように思う。実は筆者は最近「GPLv3を適用したソフトウェアを公開するとあなたの持っている特許は全て無効になる」という(如何にもGPLv3を適用すると不利益を被るような)誤った説明がなされているのを目の当たりにしたところであり、筆をとる必要があると感じた次第である。そこで、今日はGPLv3における特許の取り扱いについて説明しようと思う。 GPLv3の要求事項GPLv3が定めるのは、簡単にいうと「あなたがGPLv3が適用をしたソフトウェアに特許が含まれる場合、GPLv3でライセンスされたそのソフトウェアを利用/使用するユーザーを特許侵害で訴えませんよ!」

    GPLv3とソフトウェア特許
    R-H
    R-H 2010/12/02
  • MySQL 5.1のスロークエリログ

    MySQL 5.1で追加されたメジャーな機能の影に隠れた、地味だが便利な改善がある。それがスロークエリログに関する仕様である。MySQL 5.0まではスロークエリログは1秒未満のクエリを捕捉することが出来なかった。が、MySQL 5.1では1マイクロ秒までのクエリを記録できるようになっている。従って、0.5秒かかるけど大量に実行されてパフォーマンスに大きな影響を与えている!というようなクエリの発見が出来るようになった。1秒未満のクエリを追跡したい場合、例えば以下のような設定をする。 [mysqld] slow_query_log=ON slow_query_log_file=mysql-slow.log long_query_time=0.1 MySQL 5.0まではlog_slow_queryというオプションだったのが、MySQL 5.1ではslow_query_logというオプション名

    MySQL 5.1のスロークエリログ
    R-H
    R-H 2010/11/30
  • MySQL Clusterへの接続方法

    どうやってたくさんあるSQLノードに接続すればいいんだ? ロードバランスは? フェイルオーバーは? ということがあると思う。このテーマを扱ったドキュメントはありそうだちょうど良いものが見あたらない。おそらくこの点が明確でないために「よし、最近サイトのトラフィックも増えてきたことだし、いっちょMySQL Clusterを試してみようか!」という気にならず、多くの人が利用を躊躇ってしまっているのではないだろうか?なので今日はこの点について5パターンのソリューションを紹介したいと思う。 その前に、「MySQL Clusterって何だ?シラネーヨ!」って人は、MySQL Clusterの特徴やセットアップ方法などを以前にThinkITへ投稿したのでそちらを参照して貰いたい。 http://www.thinkit.co.jp/article/95/ では題。 1. mysqldをアプリと共存恐らく

    MySQL Clusterへの接続方法
  • オープンソースの道 〜 よりよい社会を育てる方法 〜

    最近、自治体においてオープンソースソフトウェア(以下OSS)を採用する例が増えてきたように思う。(注1)ニュースに上がったものだけでも、次のような例がある。 自治体に広がるOpenOffice.org - ITpro さらばWindowsLinux時代幕開け - 読売新聞 県が「オープンオフィス」導入へ 次期オフィスソフト - 山形新聞 ニュースになっているのはOpenOffice.orgやGNU/Linuxであるが、採用に至った主な理由はOSSにするとコストが下がるからであると記されている。確かにOSSはタダだ。商用で提供されているものもあるがタダでオペレーティングシステム(以下OS)やオフィスソフトのように人数に応じたライセンスが必要なものは、そのライセンスコストだけでも相当な額になる。しかも古くなってソフトウェアを更新するたびにライセンス料金が発生してしまう。それがタダになるのは確

    オープンソースの道 〜 よりよい社会を育てる方法 〜
  • 知って得するInnoDBセカンダリインデックス活用術!

    InnoDBはクラスタインデックスという構造になっている。今日はクラスタインデックスがどういうことかということを、皆さんに理解して頂きたい。もっとも理解して頂きたいポイントは「セカンダリインデックスのリーフノードには主キーの値が含まれている」ということだ。 主キーの構造InnoDBの主キーは次の図のように「データが主キーのリーフノードに含まれる」という構造になっている。このような構造をクラスタインデックスという。 このような構造になっていることには利点と欠点があるが、大きな利点は主キーの値で検索をすると非常に高速だということだ。主キーのリーフノードにたどり着いたときには、既にデータのフェッチも完了している。データとインデックスが別々に格納されているタイプのストレージエンジンでは、インデックスからデータの位置を読み取って、その後データファイルからデータをフェッチする。このように二段階の操作が

    知って得するInnoDBセカンダリインデックス活用術!
    R-H
    R-H 2010/10/05
  • 大人のためのInnoDBテーブルとの正しい付き合い方。

    InnoDB関連でよくある質問のひとつに「テーブルのメンテナンスは何をすればいいんですか?」というものがある。InnoDBMySQL 5.5でデフォルトストレージエンジンとなるため、InnoDBのテーブルメンテナンス計画を立ようと思う機会も増えることだろう。そこで、今日はInnoDBのテーブルメンテナンスの各種方法となぜそうしなければいけないかという理由を解説しようと思う。 ANALYZE TABLEテーブルメンテナンスの代名詞といえば、インデックス統計情報の更新ではなかろうか。運用を続けるうちに、知らず知らずインデックス統計情報が狂ってしまい、思うような性能が出ない。RDBMSにはそのような問題がつきものであるが、InnoDBの場合、ANALYZE TABLEは不要である。なぜなら、InnoDBが自発的に統計情報を更新するからだ。InnoDBは以下の条件に適合すると、ANALYZE T

    大人のためのInnoDBテーブルとの正しい付き合い方。