今週のお題「好きなお茶」 お茶。 お茶、と言われてスイッチがはいってしまったのがこの話。 禅に「喫茶去(きっさこ)」というお話があります。 禅問答のひとつ、とされています。 師が弟子を悟りに導くため、臨済宗では公案というものを重視しています。禅問答とは師から与えられた「質問」に弟子が言葉で返す、それも座禅をしながら言葉で必死に格闘をするのです。師と弟子との一対一の真剣勝負です。問題を答えると言っても「1+1=2」のような正解は存在しません。このことを疑っていては答えは出ないのですが、禅問答での第一歩はまずこれを否定してみることから始まります。禅問答における言葉と言葉のぶつかり合いは、自分の存在を探り当てるための戦いの手段です。(「今日から始める坐禅 会得と効果」西嶋和夫監修) 一般に広く座禅をすすめる入門書というか実用書で、比較的簡単な説明だったので引用させていただきました。以前仏教系の書