お兄ちゃんとコンビニで買い物をしてる時、レジの方から怒鳴り声が聞こえてきた。 店員さんがペコペコと頭を下げている。 「変な人がいるね。」と僕がお兄ちゃんに言うと「怒鳴る事ないのにな。」とお兄ちゃん。 僕は気になりチラチラみていると、話がついたのか「お客様は神さまだろうが。」とオジさんが捨て台詞を言い、コンビニを後にしようとしていた。 「良かった~。出て行ったね。」と僕がお兄ちゃんに話すと、何故かお兄ちゃんの目がキラキラしていた。 いやな胸騒ぎがする。 「急げ。ショウ。買い物は後からだ。」とお兄ちゃん。 僕は訳もわからず、手に取ってた商品を急いで棚に戻し、お兄ちゃんについて行く。 「あの、すみません。」とお兄ちゃんが歩いていたさっきのオジさんに声をかける。 「はぁ?」オジさんが振り向く。ギロリと睨まれる。僕はビクッとするが、お兄ちゃんは怯まない。 「神さまなんですよね。」とお兄ちゃんが言い出