21日に行われたフィギュアスケートGP(グランプリ)・ロシア大会で、羽生結弦がアメリカのネイサン・チェンに破れ惜しくも2位となり、大会5連覇を逃す結果となった。 羽生はこの日のフリープログラムでは、映画「陰陽師」の曲「SEIMEI」にのせ、難易度の高い4回転ルッツを冒頭から決めてみせるなど快調な滑りを見せ、195.92点で首位。しかし前日に行われたショートプログラムとの合計は290.77点となり、293.79点をマークしたアメリカのネイサン・チェンが優勝となった。 大会後、松岡修造のインタビューにこたえた羽生は、「挑戦はしに来ましたが、結果としてミスになってしまっている」と羽生らしいストイックさで演技を振り返り、「まだまだ練習が足りないなと思う」とプロらしい厳しい言葉を続けた。 また、「ひとつひとつステップアップしていくしか無いなと思ってますし、過去のこととかあまり比較する気はないんですけ