身に着けているユーザーの体の動きに合わせて楽器のように音を奏でるというウェアラブル端末「SoundMoovz(サウンド・ムーブズ)」。すでに欧米を中心に世界17ヵ国でヒット中のデバイスがこのほど国内でも発売を迎えた。 ■満を持して日本に上陸する“逆輸入”プロダクト 実はこの端末、日本のスタートアップが開発した製品だ。海外でのヒットを足がかりに満を持して日本上陸を果たす、いわば“逆輸入”プロダクトなのだ。スタートアップとしては珍しい形でのビジネスを成功させた秘訣を、メーカーであるDmet ProductsのCEO 楠太吾氏に聞いた。 SoundMoovzをつくったDmet Productsは2016年6月に設立されたばかりの若いスタートアップ。現在はCEOの楠氏をはじめ、エンジニア、デザイナー、セールスマネージャーなど8名がチームを組む。CEOの楠氏はダンサーの“DAIGO”として学生時代に