東急不動産が開発を進める分譲マンションとシニア住宅の複合開発を行う「世田谷中町プロジェクト」において、「認知症にやさしいデザイン」をコンセプトにしたケアレジデンス(サービス付き高齢者向け住宅)が完成した。 「世田谷中町プロジェクト」では、様々な世代が多様な暮らし方を実現して住み続けることができる『世代循環型』の街づくりを目指しており、超高齢社会の課題である「認知症」にフォーカスしたのが同ケアレジデンスとなる。 認知症の「予防」という観点では、順天堂大学と業務提携を行い、健康寿命を伸ばす“認知症予防プログラム”を入居者に提供し、「ケア」という観点では、英国スターリング大学認知症サービス開発センター(DSDC)と連携したソフト&ハードの両面での環境作りをしていくとのこと。 ちなみにDSDCが提唱する「認知症にやさしいデザイン」とは、「転倒の危険性や、ストレス、興奮、混乱、不穏、見識障害等本人が