本屋大賞翻訳小説部門第一位にも輝いた、「HHhH プラハ、1942年」の映画化作品『ナチス第三の男』が、2019年1月25日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開となることが決まった。このほど、ナチスで最も危険な男と言われたハイドリヒの生き様が垣間見える場面写真も解禁されている。 同作の主人公は、その冷徹極まりない手腕から“金髪の野獣”と呼ばれ、ヒトラーさえもが恐れた男、ラインハルト・ハイドリヒ。かつては海軍の兵士だったが、女性問題によって不名誉除隊を余儀なくされ、妻の奨めでナチ党に入党。自分の一部だったものをもぎ取られ、ナチ運動に怒りのはけ口を見つけた男は、諜報活動で頭角を現し、瞬く間に党幹部へとのしあがる。さらに、150万人を超えるユダヤ人虐殺の首謀者として、絶大な権力を手にしていく。 一方、この抑止不能な男の暴走を止めるべく、チェコ亡命政府によって選抜された2人の若き兵士が、