出張で日本に来るたびに日本とアメリカの違いに意識がいくのはもう長い間の職業病なのだろう。ともに世界を代表する経済大国であり、インターネットのインフラなんかもかなり進んでいるわけだが、大きく異なることが多い。 先日滞在先のインターネット回線速度を計測したら215MB/bpsというわけのわからないスピードが上り下り双方ででていてたいそう驚いた。アメリカのブロードバンドはだいぶ改善されて家庭用では300MB/bpsを提供するようなサービスもでてきているが、法人はすこぶる遅い。私がいるのはロサンゼルスだが、オフィス回線の大半はまだT1レベルである。家のほうが断然速い。 ところで、ネットと違うところで一番気になっているのはマイナンバーの導入だ。アメリカの社会保障番号(SSN)を参考にしたようなシステムに見えるが運用方針が大分異なる。特にマイナンバーカード。日本では何故か携帯するのが前提みたいになって