ウェザーニューズは30日、最新の花粉飛散傾向を発表した。同社は、スギ花粉はピーク越えたものの、今後は特にヒノキ花粉に注意する必要があるとしている。 発表によれば、現在西~東日本でスギ花粉はピークを越えており、徐々にヒノキ花粉へと移行中。4月に入ると中旬にかけてヒノキ花粉がピークを迎えるという。来週以降は、西~東日本の広範囲で、春本番の暖かさが続き、飛散量が増える恐れがあるため、注意が必要だとしている。ピークを越えたスギ花粉についても、4月上旬までは多く飛ぶ可能性があるので、油断は禁物。特に、東北ではスギ花粉が飛散ピークを迎えているため、4月中旬までは十分な対策が必要とのことだ。 なお、スギ・ヒノキの花粉をあわせた飛散量は、今シーズンを通して各地で昨年より多くなる見通しで、多い所では昨年の10倍近くなる所もあるという。平年に比べ、九州、東北北部、北海道ではやや多い~多い飛散が予想されており、