三谷幸喜作・演出のサスペンス悲喜劇『不信~彼女が嘘をつく理由』の初日直前会見が7日に行われ、三谷と出演キャストの段田安則、優香、戸田恵子、栗原英雄が登壇した。 昨年、1年間NHK大河ドラマ『真田丸』の脚本を担当した三谷。本作は、三谷にとって2年ぶりの新作舞台となる。サスペンスのようでコメディともとれる、狂言、虚言、小さな嘘が巻き起こす悲喜劇を書き下ろした。 「三谷作品なのに今回は一切笑いなしのサスペンス。シリアスドラマなのに、なぜかプレビュー公演ではお客さんが笑ってるんです。一味違った三谷作品をぜひご堪能ください」と段田。 2時間の公演で34幕ある本作。次々と場面が変わっていく。「とにかくあまりやったことのないものをやりたかった」という三谷は、「こんなに稽古場で悩んだことはない」と演出についてかなり苦労したと話す。 今回の舞台セットは、演者が四方から壇上に上がることができ、客席も舞台を挟ん