『夜は短し歩けよ乙女』、『夜明け告げるルーのうた』 などを手がける湯浅政明監督最新作『きみと、波にのれたら』が、2019年夏に全国公開となることが決まった。 同作の主人公は、大学入学を機に海辺の街へ越してきたひな子。サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、ひな子は消防士の港(みなと)と出会う。一緒にサーフィンに行くなど行動を共にするうちに、ひな子は誰かのために一生懸命になれる港にひかれてゆく。港もまたひな子に対して特別な想いを抱いていたのだった。 同作について、湯浅監督は、「仕事や生活の中でも、『波にのる』という感覚はよくあります。『調子良く』という意味もありますが、波はなかなかこちらの思い通りの形はしていません。選択してその波にのってみる。合わせる。波がこちらの行きたい所へ連れてってくれるかは、乗り終わった後でない
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