2011年に起きた東日本大震災時の福島第一原発事故を描いた映画『Fukushima 50』が、主演・佐藤浩市、共演・渡辺謙、監督・若松節朗で製作されることが決まった。 原作は、90人以上の関係者の取材をもとに綴られた門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」(角川文庫刊)。2011年3月11日午後2時46分。マグニチュード9.0、最大震度7という、日本の観測史上最大の地震が発生。全てが想定外の大地震が引き起こした太平洋からの巨大津波は福島第一原子力発電所を襲う。1・2号機当直長の伊崎は次々に起こる不測の事態に対して第一線で厳しい決断を迫られる。所長の吉田は現場の指揮を執りつつ、状況を把握していない本社とのやり取りに奔走。緊急出動する自衛隊、そして“トモダチ作戦”の発動とともに米軍もついに動く。そんな中、現場に残り続けた約50人の作業員を、海外メディアは“Fukus