100年に1人と言われる天才・羽生善治と並び称されながら、29歳にして亡くなった実在の棋士・村山聖。病と闘いながら将棋に全人生を懸け、全力で駆け抜けた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの友情を通して描く『聖の青春』が、いよいよ19日に公開となる。 主人公・村山聖に俳優・松山ケンイチ。聖の最大のライバル・羽生善治に東出昌大。聖の弟弟子・江川貢役に染谷将太、聖を支えた師匠・森信雄役にリリー・フランキー、母・村山トミコ役に竹下景子、そして安田顕、柄本時生、鶴見辰吾、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固める。 今回は村山聖さんの実家がある広島と、村山さんが将棋人生の大半を過ごした大阪で試写会の舞台挨拶が行われた。 森監督は映画化を志した8年前から毎年広島の実家に訪れていたという。両親と撮影当時を振り返りながら、「実家に帰ってきたような感じ」と思い出話に花をさかせ、その後、お墓参