駅のホームや商業施設などで目にすることが多いデジタルサイネージ。映像による広告は通行人の目を引きやすいものの、一方通行の情報提供では期待した広告効果が得られないこともあるという。 そこで近年では、双方向性のあるものや利用者に合わせた情報提供が可能なものなど、デジタルサイネージのさらなる進化に期待が高まっている。 トーメンエレクトロニクスは、東京ビッグサイトで開催された「第1回次世代都市開発EXPO」にて、音声ビーコンや人流センサー等を搭載し、地域との連携やスマートフォンと連動したサービスの提供が可能な屋外型デジタルサイネージの展示を行った。 音声ビーコンとは、ビーコン信号として一般的なBluetoothではなく、音波を使用してスマートフォンなどに情報を提供するビーコンのこと。その活用例としては、乗車中の車両の列車走行位置や混雑度といった情報を得ることができるスマートフォンアプリ「JR東日本