作家・池井戸潤の連載小説『アキラとあきら』がWOWOW で7月にドラマ化されることが決定した。主演を向井理と斎藤工がつとめる。また、オリジナル文庫としても刊行される。 『アキラとあきら』は2006年から3年間月刊小説誌『問題小説』にて連載された作品。舞台は昭和61年。大企業の御曹司として、約束された次期社長という“宿命”にあらがう階堂彬と、父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な“運命”に翻弄されながらも、理想を育んだ山崎瑛。何かに導かれるように交差する2人の人生を、反抗、親友との別れ、肉親の死、初恋、受験、就職、成功、挫折など、幼少期から青年期にかけて、誰もが経験する人生の選択を盛り込み、バブル経済とその崩壊、激動の時代を背景に描いた物語となっている。 階堂彬役を務めるのは、6月に自らが企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』の公開が控える向井理。そして、山崎瑛役