東日本大震災から丸7年が経つ。先の震災では「通信」の重要性をあらためて認識した、という方も少なくないだろう。被災状況の把握、人々の安否確認など、通信の果たす役割は限りなく大きい。大手通信事業者でも、その思いを強くしている。 KDDIが3月に宮城県仙台市にて実施した「災害対策公開訓練」は、起こりうる様々なシチュエーションが考慮された意欲的なものだった。自衛隊や民間企業との連携、ドローンや5Gといった先進技術の活用が盛り込まれた、その訓練の一部始終を本稿でお伝えする。
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