累計120万部突破の人気漫画『この世界の片隅に』がTBS系で7月にドラマ化されることが決まった。 舞台は太平洋戦争の最中。広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常が丹念に描かれる。日本が泥沼の戦争に突き進んでいく中、戦場でない場所では、市井の人々の“普通”の暮らしがそのまま続いていた。物資が不足し、家族や友人たちが戦場に送られていく。そんな不安と戦いながらも、前向きに、そして健気に日々を生きるすずの姿は、閉塞感や生きづらさを感じつつも“今”を懸命に生きる全ての人と重なっていく。 ヒロイン・すず役には、3000人のオーディションから選ばれた松本穂香が決定。映画・ドラマへ 出演する傍ら、携帯電話会社のCMでも注目を集めている21歳だ。 松本は同作への出演が決まった後、広島へと直行。すずが生まれ育った江波や嫁ぎ先の呉を訪れ、“すずが生きた街”を五感で体