タレント、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、今の自分と日本につい て、思っていることを率直に語った初の新書「日本人失格」が17日に発売される。 普段から周囲がドキドキするようなストレートな感想・コメントなどを発信することの多い田村淳だが、「日本人失格」はテレビ番組制作の現場で感じていることや子供時代のエピソード、ネッ トや日本社会に感じる息苦しさ、若い人たちへのメッセージなど、これまで見たことのないような意外な一面がかいま見える一冊となっている。 同書は6章構成となっており、「最近は世間の風潮ってものが、芸能人をどこにでも存在しているニワトリやハトにさせたがる。 テレビの世界は特にそうだ」など、田村淳ならではの実直なコメントが記されているほか、「成功の縮小再生産が企業も人もダメにする」「上司に怒られたら、9割は譲るが1割は譲らない」「自分を追い詰めすぎないために、自分に適度にウソをつこう」