行列を自動で進むイス、「プロパイロットチェア」。日産自動車が同社の自動運転技術「プロパイロット」に着想を得て製作したイスの体験デモが23日、東京の羽田空港第1ターミナルにあるカレーうどん専門店「cuud(クウド)」で実施された。 プロパイロットは、高速道路などの自動車専用道路の同一車線において先行車両との車間距離を一定に保ち、かつ車線中央を走行するようにステアリング操作を支援する技術。2016年発売の新型『セレナ』に初めて搭載された。 プロパイロットチェアはプロパイロットのコンセプトをわかりやすく人々に伝えるために製作された。「自動車に興味のない人に振り向いてもらいたい、また、自動運転が便利なのだということを知ってほしい」と説明するのは、日産自動車日本マーケティング本部ブランド&メディア戦略部の江田壮寿さん。 プロパイロットチェアは先行するイスを認識し、距離を保ちながら追従、および指定され