シャープの「電子ノート」は、かつてPDA「ザウルス」を製造販売していた同社の来歴を考えると、ちょっと意外な製品だ。 ※過去の連載記事はこちら デジタルならではの保存性能と、異例のバッテリー持続を両立 一言で言えば、ノートや手帳として利用可能な各種フォーマットを内蔵し、モノクロ液晶と付属の専用ペンを使って、液晶上に各種情報を手書きで入力するツールだ。最新型はWG-S50(2017年10月発売)。紙の手帳では、巻末のノートページを増やすことで手帳とノートを一冊でまかなえるようなタイプの製品がある。WG-S50では、手帳は最大合計1000ページ、ノートは最大合計5000ページを記録できる。 画面のサイズはA6のノートと同程度で、重さは約285g(専用カバー、スタイラスを含む場合)。仕様表によれば、バッテリー持続時間は、約30日(ノートの記入40分、ノートの表示80分で1日2時間使用の場合)となっ