今時の若い女の子なら、プリクラを撮るときに写真を盛るのは当然のことらしい。「盛る」というのは、目を大きくしたり、肌を色白にするといった加工をすることで、本来の自分よりかわいく見せることである。まあ、実際にかわいくなってるかどうかは置いといて、そうした行為はインスタなどのSNSの投稿においてもわりと当たり前に行われている。盛ったプリクラはもちろん、スマホの自撮り写真を自ら加工して使用している若者もいっぱいいるんではなかろうか? 自分自身を加工して良く見せる……。40歳をとうに超えちゃった中年男子の自分には、恥ずかしくてとても真似のできない行為であるはずなのだけれど、若者の「盛る」文化にちょっと足を踏み入れたいという好奇心も、決してないわけじゃない。家族が寝静まったころ、部屋でこっそり加工できるアプリもあるしね。そもそも自分の顔も盛ると一体どうなるのか挑戦してみたいという気持ちになってきたので