いまグローバルで開発が進められている、第5世代移動通信システム(5G)。日本では2020年頃の商用化を目指しているが、世界各国で開発の進捗やアプローチは異なる。海外の動向を比較すると、何が見えてくるのだろうか。 より現実的な議論が活発に 情報通信総合研究所の中村邦明氏は、2018年2月にバルセロナ(スペイン)において開催された世界最大級のモバイル関連カンファレンス「Mobile World Congress 2018」(以下、MWC 2018)における内容を中心に海外の動向を解説した。 ここ数年、MWCのテーマといえばIoT、コネクテッドカー、5G、AIアシスタントなどがトレンド。MWC 2018も、前年に引き続き5GとAIが主要テーマになった。しかし、2017年までは5G導入により世界がどう変わるのか”理想の未来像”が多く描かれてきたのに対し、MWC 2018ではより現実味のある内容に変
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