KDDIは、北海道胆振東部地震の被災地において停電等のため機能しなくなっている基地局があることから、KDDIグループの国際ケーブル・シップが所有する海底ケーブル敷設船「KDDIオーシャンリンク」を日高沖に停船させ、8日夜から船舶型基地局による通信エリアの復旧・補完を開始した。日本国内で実証実験以外で船舶型基地局が運用されるのはこれが初めてとなる。 船舶型基地局。800MHz帯で4G-LTEおよび3Gの運用が可能 KDDIは、前身のKDDが国際通信ネットワークを構築する必要から、'60年代より海底ケーブルの建設や保守を行ってきた。現在、1992年2月に就航したKDDIオーシャンリンク(9,510総トン)と、1993年建造、1998年1月に就航したKDDIパシフィックリンク(7,960総トン)の2隻の海底ケーブル敷設船を保有し、日本周辺海域の海底ケーブルの建設・保守を行っている。 一方、201
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