ゼット・エフ・ジャパン(ZF、東京都港区)は、デトロイトモーターショー16で話題となったアクリルカー「ZF's acrylic car」を展示。ZFが展開する商品群を1台の透明なクルマに載せて紹介し、同社スタッフが「どうぞ乗ってみて」と来場者に声をかけていた。 この「ZF's acrylic car」は、ボディ・骨格、座席などを透明のアクリル素材でつくり、シャシーやトランスミッション、サスペンションなど自社パーツが組まれている。 「各ピラー部分の厚さを見てみてください。実車よりもかなり分厚い。強度を確保するにはこれだけの厚さが必要だった。こうした見方からも、実際のクルマのボディ剛性がすごいことがわかります」(スタッフ)。 そんなドアの厚さを確かめながら、キャビンに入ってみる。クルマの各パーツのレイアウトや構造が、いままでにない視点で観察できる。サスペンションとペダル位置の距離などが手にとる