匿名で機密情報を内部告発する海外サイトWikileaksは、現地時間23日"Dark Matter"とのリリースタイトルで、過去にCIAによるApple製品への侵入があったことおよびその手段を明かした。 Wikileaksは先日、同じ流出文書の一部「Year Zero」を公開していたが、今回はその続報にあたる。すでに、「Year Zero」が公開された段階で、AppleやSamsung、Microsoftなど、攻撃が示唆された企業群は、原因の調査や問題の解決を明言していたが、今回はさらに具体的な手法などが公開されていることから、問題は長期化しそうだ。 今回公開された内容によれば、CIAによるハッキングはMacやiPhoneが対象に含まれる。特に、Macに関しては、ファームウェアをターゲットとしたマルウェアであるため、オペレーションシステムを再インストールしても解消されないという厄介なものだ