モリサワは4日から千葉市美術館で行われている「おもてなしICT実証」に、インバウンド対応情報発信ツール「MCCatalog+」の技術を提供したことを発表した。 訪日外国人を対象として、ICカードとタブレット端末を組み合わせ、6言語の自動翻訳表示や音声サービスが提供される。 千葉市美術館では総務省が主導する「2020年に向けた社会全体のICT化推進に関する懇談会」の実証事業として「おもてなしICT実証」を行っている。 モリサワが有している「MCCatalog+」は、DTP工程の日本語データを元に、オーサリングツールと自動翻訳エンジンをさせることで、外国人向けの情報発信を可能とする。 日本語・英語・中国語簡体字・中国語繁体字・韓国語・タイ語の最大6言語(訪日外国人観光客の8割の使用言語)に対応し、PDFやAdobe InDesignのデータから自動翻訳が行えるため、翻訳コストを大幅に削減するこ