東京都は4月24日、グラフで見る東京のすがた「くらしと統計2017」を発表した。家計における支出金額は20年前より3万円以上減少した一方で、食料や交通・通信、教育にかける費用は増加。また、中学生の半数以上は小学4年生ごろまでにインターネット利用を開始していた。 「くらしと統計」は、東京都の人口や社会、経済、家計、教育、文化、通信・情報などさまざまな分野について、統計グラフと統計数値を用いて、その移り変わりや現状をまとめたもの。東京都総務局の「東京都の統計」Webサイトにて公開されている。 家計について、消費支出における10大費目別支出金額(1世帯1か月あたりの支出額)の構成比の推移をみると、1995年(平成7年)の36万2,746円から2015年(平成27年)の32万6,795円へと大きく減少。費目別では、食料や光熱・水道、保健医療、交通・通信、教育などが増加し、住居や被服および履物、その