人で賑わう京都の四条大宮駅から京福電気鉄道嵐山本線、いわゆる嵐電(らんでん)に乗った。幕末に新選組が屯所にしていた八木邸および壬生寺の脇を通り西に進むこの路面電車は、京都人の生活の足。そのため車内には柔らかい京都弁が行き交っている。つり革の筆者も、しばしその会話の雰囲気を楽しんだ。可愛らしい1両編成は弥勒菩薩で有名な広隆寺を通過し(太秦広隆寺駅)、なおも古都の街並みを丁寧に縫っていく。足利義満が開基した鹿王院を過ぎれば、間もなく終点の嵐山駅である。
人で賑わう京都の四条大宮駅から京福電気鉄道嵐山本線、いわゆる嵐電(らんでん)に乗った。幕末に新選組が屯所にしていた八木邸および壬生寺の脇を通り西に進むこの路面電車は、京都人の生活の足。そのため車内には柔らかい京都弁が行き交っている。つり革の筆者も、しばしその会話の雰囲気を楽しんだ。可愛らしい1両編成は弥勒菩薩で有名な広隆寺を通過し(太秦広隆寺駅)、なおも古都の街並みを丁寧に縫っていく。足利義満が開基した鹿王院を過ぎれば、間もなく終点の嵐山駅である。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く