東京ビッグサイトで開催中の「第4回 ウェアラブルEXPO」。EFGのブースでは、骨伝導素子を4つも装着した帽子型デバイス「ZEROi」が紹介されていた。耳をふさがないため、ジョギング時に利用しても安全だという。 健康ブームの後押しもあり、いま老若男女を問わずにマラソンやジョギングが人気を集めている。音響メーカーでも、そうした層をターゲットにスポーツタイプのイヤホン製品を出してきた。そこに一石を投じそうなのがEFGの新製品「ZEROi」だ。ブースの担当者に話を聞いた。 「製品の特徴は大きくふたつあります。まず、耳が空くので安全です。走っている際に、後ろからくる自転車のベルにも気が付けるでしょう。そして、難聴の心配もありません。音量ボリュームを大きくして音楽を聞き続けることによる難聴が最近は問題視されていますが、その不安がなくなるわけです」(担当者)。 そこで筆者も実際に、製品を試してみた。な