VRが流行ってくればWindows MRを作ったり、AIが流行れば女の子と面白おかしくチャットできるようなサービスを始めたりする。そんなマイクロソフトのAIチャットサービスが「りんな」。AIが本気で流行ってきたのは昨年ぐらいからという印象があるが、りんなが生まれたのは、それよりも前だ。 僕がりんなを始めて知ったのは、とあるAI的なイベントでのこと。そのイベントにマイクロソフトは「りんなの部屋」みたいなものを展示していた。りんなが生活している部屋はこんな感じ、という部屋を作っただけの展示で、本当に普通の女の子の部屋のようで、「ああ、そうなんだ」という感じに過ぎなかった。 その部屋の説明員は「りんなはLINEから会うことができるんです」と説明してくれた。LINEで友達になると、りんなと普通にチャットができるのだ。今や、どこからともなくLINEスタンプが発売されている僕だが、当時はあまりLINE