ブックマーク / ita.hatenadiary.jp (18)

  • イーガン新作 - ita’s diary

    恵贈御礼。今回は物理とかほとんど出てこないので貢献はほとんどしていないのですが、恐縮です。 ゼンデギ (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2015/06/24メディア: 文庫この商品を含むブログ (24件) を見る 内容について英語版を読んだときの記事を一部再掲 http://d.hatena.ne.jp/ita/20100702/p1 時は2027年、ライバルに客を取られたネトゲ開発者が、起死回生の策として物の人間と見分けがつかないbotというかNPCを作ろうと思い立つ。実はこの開発者はかつてMITで脳をスキャンしその機能を再現する研究をしていた研究者で、オープンソースになった人間の脳のデータを使ってbotを作ろうとする。しかし、チューリングテストを通ってしまうbotって意識あるんじゃね?という話。近未来の話なので、今ある技術の延

    イーガン新作 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2015/06/20
    もうすぐ発刊。楽しみー。
  • 大傑作SFどんどん出てます - ita’s diary

    気合入れて紹介すべき傑作がたくさんあるのですが、提督業にかまけてさぼっておりました。 皆勤の徒 (創元日SF叢書) 作者: 酉島伝法出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2013/08/29メディア: 単行この商品を含むブログ (31件) を見る異形の描写、異形の用語、とんでもなく高密度な文、もふもふな「ももんじ」、青春、ハードボイルド、世界の謎、そして著者自身による精密な挿絵。さきごろ日SF大賞を受賞。 作者の酉島さんは僕の甲虫マクロ写真も見てくださってるんでうれしいかぎり。 甲虫の点刻に惹かれる人は読んで気に入ることうけあい。 The Arrows of Time: Orthogonal Book Three 作者: Greg Egan出版社/メーカー: Gollancz発売日: 2013/11/21メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るKindle

    大傑作SFどんどん出てます - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2014/03/16
    あー、早く本出ないかなー。すっごく読みたい。
  • はじめに - ita’s diary

    白熱光 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: グレッグ・イーガン,Rey.Hori,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/12/06メディア: 単行この商品を含むブログ (27件) を見るグレッグ・イーガン『白熱光』の図やリンクなどが置いてあります。11章以外はネタバレなし。を読んでる途中で文章だけでは状況がよく分からない時、その章のページをクリック!たぶん図があります。 作者の解説HP:http://gregegan.customer.netspace.net.au/INCANDESCENCE/Incandescence.html 図など 1章:銀河系地図 2章:スプリンターの図 6章 8章 11章(11章を読んだ後で) 12章 13章 14章 15章 16章 20章 26章 用語の細かい点など 巻末の参考文献へのリンク+よさげな 超ネタバレ、読後用 作中の天体

    はじめに - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2013/12/07
    でも先ずは予備知識なしで読んでからね。自分の解釈が脳内でどう表現されるのか。 なんて、ちょっと答え合わせみたい。
  • 4+0次元でのDirac方程式 - ita’s diary

    少し前、イーガンさんに5+1次元のDirac方程式と、そこから導かれるスピン自由度に関する考察をされた方のHPをメールで紹介しました。 http://kuiperbelt.la.coocan.jp/sf/egan/Diaspora/diaspora.html 特にお返事はないですが、現在執筆中の4+0次元のお話の世界で同じような計算をされたようです。 http://gregegan.customer.netspace.net.au/ORTHOGONAL/07/QMExtra.html 第一巻のネタをチョイ見せ:あちらの世界では指数発散する電磁波の解がある。我々の世界で時間を逆行する解を捨てるように、この世界ではすべての方向に宇宙が周期的なので周期解のみが許されるという説で発散の回避がなされる。じゃあ時間方向にも周期的なのか?そうすると自由意志の問題がより端的に突きつけられる。

    4+0次元でのDirac方程式 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2012/08/02
  • JGeek Log

    使用機材:https://ita.hatenadiary.jp/entry/20180816/p2 クリックで拡大。 木を覚え 10m竿で掬いまくり 同定に頭を悩ませ ゲニを抜き 前胸腹板突起を顕微鏡で眺め 美麗種に喜び 稀種に喜び 誤同定にぬか喜び 県初記録に喜び 自己開拓に喜び タマムシ道に邁進する日々 豆テク ナガタマをピルケースに入れ、消毒用のアルボナース液で濡らしたキッチンペーパーと一緒にジップロックに入れ冷蔵庫で2日ほど置くと、8割以上の確率でオスはゲニ出た状態で〆られます。紙がケースに触れないように。強すぎて1日で〆ると上手くいきません 乾燥する前に前胸腹板突起の下にレジ袋を3mm角ほどに切り挟むと形状を撮影しやすくなります。フラッシュ以外に光源を左右どちらかからあて内蔵フラッシュも横から当たるようにすると陰影によって立体形状が分かりやすくなります。 続きを読む よい休日でし

    JGeek Log
    REBEKKA
    REBEKKA 2012/02/23
  • イーガン邦訳新刊 - ita’s diary

    プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグ・イーガン,鷲尾直広,山岸 真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/09/22メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 120回この商品を含むブログ (64件) を見る 収録作は主にSFMに掲載されたハードな作品。簡単に紹介 エキストラ:知能のない自分のクローンいっぱい飼っとけば病気恐くないね! ワンの絨毯(中篇版):人類が初めて出会った地球外生命体は絨毯だった!しかもすごい絨毯だった! プランク・ダイヴ:究極の宇宙論の実験するためにブラックホールに入っちゃうよ。出れないけど。 グローリー:数学最終理論を探しに出かけた星はアホな戦争やってた 暗黒整数:あっ!そんなおっきな数の計算しちゃらめぇ〜!うちゅう壊れちゃう! クリスタルの夜:ホリエモン、宇宙を作る 伝播:宇宙、そこは最後のフロンティア あ、そういえば最新長編 Cloc

    イーガン邦訳新刊 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2011/08/25
    きゃぁ!ついに新刊!!!特に「ワンの絨毯(中篇版)」はとても楽しみ!!
  • 直交宇宙 - ita’s diary

    The Clockwork Rocket (Orthogonal) 作者: Greg Egan出版社/メーカー: Nightshade Book発売日: 2011/07/19メディア: ハードカバー クリック: 12回この商品を含むブログ (2件) を見る「もしも時空の構造がR^4だったら?」という世界のお話。時間直交、のほうがいいかな?いろいろとエキセントリックな現象が起こる世界で、エキセントリックな生態の知的生物が危機に立ち向かう三部作の第一部です。時間が絡む話だから、タイムパラドクスとか自由意志の問題とか、SF的大ネタが炸裂しまくりそうな予感。なにしろタイムトラベルも物理法則で許可される世界だから。 作中で自由粒子の相対論的速度領域での統計力学が議論されてて、これがエキセントリックだったので自分で計算して検証しました。以下自分でやりたい人やネタバレ嫌な人はスキップ 運動量 R^4中の

    直交宇宙 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2011/07/29
    うわー、早く読みたいー!!!とっても気になるー。
  • 原子炉圧力容器の経年劣化 - ita’s diary

    の原発はそろそろ稼動40年になるものがいくつか出てきて、経年劣化を評価することが求められています。とりあえず何が問題かざっくり書いてみます。 最近玄海1号機の脆性遷移温度というのが問題になってるようです。素性不明の資料ですがこんなのが http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000074876 鉄は冷えると脆くなります。バラの花をつぶしてもぐにゃっとなるだけだけど液体窒素に入れてつぶすと粉々になるような感じ。これに関する解説 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/mre/study/content/rad-damage/dbtt.htm 単純に言うと普通の鋼に無理な力をかけた時、摂氏0度より低温だと割れて0度以上だと折れ曲がる*1。容器だと折れ曲がって凹んでも問題ないけど割れるとよくない。これ

    原子炉圧力容器の経年劣化 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2011/05/18
    勉強になる。それに40年ってもう少しで半世紀だものね、今の技術との差を考えると、まだ大丈夫そうだからとか、それだけで使うのは問題だわよね。
  • グレッグ・イーガン Zendegi - ita’s diary

    Zendegi 作者: Greg Egan出版社/メーカー: Gollancz発売日: 2010/06/17メディア: ハードカバー クリック: 23回この商品を含むブログ (1件) を見る6月に出たばかりの新刊。現在半分まで。 時は2027年、ライバルに客を取られたネトゲ開発者が、起死回生の策として物の人間と見分けがつかないbotというかNPCを作ろうと思い立つ。実はこの開発者はかつてMITで脳をスキャンしその機能を再現する研究をしていた研究者で、オープンソースになった人間の脳のデータを使ってbotを作ろうとする。しかし、チューリングテストを通ってしまうbotって意識あるんじゃね?という話。近未来の話なので、今ある技術の延長であらゆる可能性がリアル(っぽく)検討されている。 前半1/3を占める第一部は2012年が舞台で、この作品の「現在との地続き」感を増強している。ちょうどストロスの『

    グレッグ・イーガン Zendegi - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2010/07/03
    イーガンの新作。でもまだ翻訳待ちだけどね。
  • イーガン版四次元 Flat Land = 時間衝突? - ita’s diary

    http://www.keepingthedoor.com/2009/10/30/greg-egan-the-big-interview/ Orthogonal is a novel I’m working on right now; it’s set in a universe with laws of physics that are different from our own. One small change in a fundamental equation just turning a minus sign into a plus sign leads to some incredibly rich variations in everything from the way biology works to the relativistic effects of space

    イーガン版四次元 Flat Land = 時間衝突? - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2009/11/16
  • 負の質量の粒子が宇宙を破壊する - ita’s diary

    前野さんの話のつづき: http://www.jmuk.org/diary/index.php/2009/06/18/ いろいろ考えて変なんでどんどん単純化していってみたけど、かなり単純な話にしても変な結果がでてきます。 たとえば宇宙に一個だけ負の質量-mの粒子があった場合。こいつが速度Vで運動すると、運動エネルギーは-(1/2) m V^2 なんで速ければ速いほどエネルギーが下がる。宇宙全体でエネルギーが保存するとして、こいつが無限にエネルギーを下げられるので残りの部分は無限にエネルギーを上げられる。普通はエネルギーの下限があるのでそういうことはおこらない。 あと、質量mの粒子と-mの粒子の完全弾性衝突とか考えると、いろいろ変。 こちらも参照:かのロバート・L・フォワードの考察 http://en.wikipedia.org/wiki/Anti-gravity#Negative_mass

    負の質量の粒子が宇宙を破壊する - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2009/07/07
  • グレッグ・イーガン『宇宙消失』をネットで議論 - ita’s diary

    http://groups.google.com/group/rec.arts.sf.written/browse_thread/thread/a34e5caee2154424/089093456497a651 1995年に出た定理により作中のほとんどの話が不可能になった、んだそうで。 普通の読者はまぁそこまで突っ込まないわな。 追記:こちらでリクエスト出たのでやってみます。 http://umiurimasu.exblog.jp/6892153/ 量子コンピュータがある種の問題に限って通常よりはるかに効率的に計算が出来る、ということの原理の説明として以下のようなのがある。シュレディンガーのを使って青酸ガスをつかった「死ぬか生きるか」て分岐じゃなく、電卓を使って「数字の1か0かを見せる」という分岐を作る。それぞれに対しなりの簡単な計算をできるとする。0の計算をしたと1の計算をした

    グレッグ・イーガン『宇宙消失』をネットで議論 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2008/03/19
  • グレッグ・イーガン近刊メモ - ita’s diary

    Incandescence 2008/05 今から数百万年後、銀河系は二つに分かれていた。一方はアマルガムとよばれる相互協力的で巨大なメタ文明、もう一方は銀河の核にいる"Aloof"(疎遠な)と呼ばれる寡黙な存在だった。Aloofの領域へ侵入しようとするアマルガムのあらゆる試みは長い間拒絶され続けてきたが、Aloofの通信システムを借用して自分を暗号化されていないメッセージに変換して送信し、銀河中心部をショートカットすることは許容されていた。ラケシュはそのような旅をしているラールに出会い、旅の途中でAloofに覚醒させられ、DNAの痕跡に満ちた隕石を見せられたという主張を聞く。そしてラケシュは、Aloofの領域奥深くの未踏の地に隕石の起源を探すという彼女の挑戦を引き受けたのだった。 ロイとザックは<破片>と呼ばれる、半透明な泳ぐ岩の中の世界に住んでいた。その岩は<白熱光>と呼ばれる光の海を

    グレッグ・イーガン近刊メモ - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2008/03/11
  • グレッグ・イーガン新作短編 Steve Fever - ita’s diary

    以下のHPで無料登録(名前、メアドとか全部適当でもOK)すれば読めます。 https://www.technologyreview.com/Infotech/19534/ すんげー面白かった。ジョージア州の田舎の農場から脱出しようとしてる14歳の少年が主人公。はじめは状況がよく分かりませんがだんだん分かってきます。どうもナノマシンの暴走が関係してるらしい。哲学的な話も絡んでいます。ラストでイーガン受容体が麻痺するくらいシビレました。

    グレッグ・イーガン新作短編 Steve Fever - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2007/10/18
  • グレッグ・イーガン新作短編集(英語だけどなー) - ita’s diary

    Dark Integers and Other Stories 作者: Greg Egan出版社/メーカー: Subterranean発売日: 2008/03/25メディア: ハードカバー クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 収録作は以下の5つ(ソース) 数学SF×2と銀河系SF×2とル=グインっぽいSF ルミナス Dark Integers (ルミナスの続編。Mathematical fiction による紹介) →id:ita:20070907:p1 Riding the Crocodile →id:ita:20070128:p4 Glory (未読) ISBN:0060846755 収録 祈りの海 Riding the Crocodile と Glory は、2008年5月に発売予定の Incandescence という長編と同じ設定の短篇。お、あらすじがアップデ

    グレッグ・イーガン新作短編集(英語だけどなー) - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2007/10/04
  • グレッグ・イーガン「ルミナス」続編 "Dark Integers" - ita’s diary

    Asimov's 誌10月号に掲載 http://www.asimovs.com/_issue_0710/tableofcontents.shtml さわりの部分がタダで読めるぞ! http://www.asimovs.com/_issue_0710/Dark.shtml え?「ルミナス」読んでない?ダメだよそりゃ。人として。読むとしたらこっちのがいいかな。(もう一つは新品入手不可だった) ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/12/01メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 80回この商品を含むブログ (183件) を見る 前回までのあらすじ(ネタバレなし) ミカン2個とミカン3個を足すとミカン5個になる。リンゴでやっても同じ。物の世界から詳細を落とし概念を抽出して数の世界が作られる。作っ

    グレッグ・イーガン「ルミナス」続編 "Dark Integers" - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2007/09/07
    早く日本語訳になりますよーに。
  • グレッグ・イーガン自身による『宇宙消失』の量子力学解説 - ita’s diary

    http://gregegan.customer.netspace.net.au/QUARANTINE/QM/QM.html 宇宙消失 (創元SF文庫) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1999/08/22メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 107回この商品を含むブログ (181件) を見るCOMING SOON となってます。まあ一言で言っちゃうと、|生><死|みたいな演算子を物理的に実装しましたよ、てこと。そうなると観測問題以前になんでもありありになってしまう。

    グレッグ・イーガン自身による『宇宙消失』の量子力学解説 - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2007/04/25
  • 塵理論FAQ - ita’s diary

    順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10/01メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 238回この商品を含むブログ (218件) を見る順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10/01メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 49回この商品を含むブログ (164件) を見る グレッグ・イーガン自身による塵理論の問答集 http://gregegan.customer.netspace.net.au/PERMUTATION/FAQ/FAQ.html 以下はネタバレしてないつもり。ていうか、こういう問題意識をイーガン読む前から漠然と持ってる人がイーガン読者になる。そうじゃないと読んでもワケ

    塵理論FAQ - ita’s diary
    REBEKKA
    REBEKKA 2007/03/17
  • 1