甲府市の舞鶴城公園の堀で、甲羅に白いペンキのようなもので「カメデス」と落書きされたカメ(体長約30センチ)が見つかった。公園を管理する県都市計画課の担当者は「なるべく早く保護して落書きを消したい。絶対にまねをしないでほしい」と話している。 同課によると、約7000平方メートルの堀にはカメやコイが多く生息しているが、所有者がいないため、器物損壊などの罪に問うのは難しそうだという。舞鶴城公園はJR甲府駅や県庁のすぐ近くで、観光客も多い。通勤途中の女性は「数日前から目にしていた。ひどい」と話した。【水脇友輔】 【関連ニュース】 <犬が被害>動物虐待:公園にくぎ仕込んだ肉 犬が食べ手術 大分 <チューリップが被害>大阪・鶴見緑地で900本 10年3月 <桜が被害>若木35本、根元付近で切断 河川敷に放置 山口 犬が教えてくれたこと:ペットブームの残酷 <写真特集>ウミガメ:500万年