およそ2500年のときを経て、奈良県御所市の遺跡で見つかった縄文時代のクワガタ。 25日から一般公開が始まりましたが駆けつけた考古学ファンらは、その姿に興奮気味です。 縄文時代と推定される2500年あまり前の「ノコギリクワガタ」。 まるで生きているかのようにシンボルの刃のギザギザも残っていて、その姿は現代のものと大きな差はありません。 ほぼ完璧な形で見つかったこのクワガタは、25日から橿原市の博物館で公開されていて、駆けつけた考古学ファンや昆虫ファンは興奮を隠せない様子でした。 「びっくりするやら感謝するやら」(女性来館者) 「まさに時代の奇跡。泥とか偶然重ならなかったら出来なかったですし、ほんまにすごいですよ…」(男性来館者) (Q.虫好きですか?) 「はい」 専門家も「奇跡的な発見」と驚くこのクワガタは、来月12日まで公開される予定です。 (05/25 19:02)