気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン また大騒ぎになってしまいましたね。今回は防衛大臣だった久間章生さんでした。聖域である日本人の「(太平洋戦争)戦争観」に対して、個人論を披露してしまったのです。彼は立場上、いわゆる政治的自殺をしました。 自民党は今、年金記録の紛失などの問題を抱え、大混乱に見えます。しかも参院選挙をすぐそこに控えて、ぴりぴりしている時期です。だからこそ、被爆地である長崎出身の大臣として、タブーとなっている話題に触れることは政治的に許されるはずはなかったのです。 日本人の定着した戦争観の観点から、久間さんは1つではなく2つのルール違反の発言をしたのではないかと思います。1つは、マスコミが厳しく叩いた「(原爆投下は)しょうがない」という発言です。もう2つは、マスコミ