ニューヨーク(CNNMoney) 米高級拳銃メーカーのカボット・ガンズが、いん石から作った拳銃2丁のセットを製作、販売すると発表した。 「ビッグバン・ピストル」と銘打たれた拳銃に使われるのは、アフリカのナミビアで発見された「ギベオンいん石」。重さ35キロの石から拳銃2丁を作り、来年オークションで約100万ドル(約1億2000万円)で販売するという。 「初めての試みだが、こうしたことにはがぜんやる気をそそられる」と同社のロブ・ビアンチン社長はCNNMoneyの取材に電子メールで答えた。「わが社が作ってきたピストルの多くは、芸術品に近い域に達していると言って差し支えないと思う」 ビアンチン社長は「いん石には希少性がある。それは地球上にある貴金属以上だ。私はそれ自体に価値がある素材を使って銃を作りたいと考えていた」とも述べた。 カボットは創業から4年の若い会社だが、銃メーカーのロールスロイスとも