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ブックマーク / mojimoji.hatenablog.com (59)

  • 呆れた - モジモジ君のブログ。みたいな。

    ※追記 末尾に、id:tanakahidetomiさんへ、二つ目。 このあたりでやりとりされている方について。>稲葉氏のコメント欄周辺 今日は別の記事を上げるので、昨日の日付の記事として出します。 なんでこんな誤解を受けるのか、さっぱり理解できないのですが、一応、申し上げておきます。「枝野幸男って、そんなに酷いこと言ってるか?」では、枝野氏が言っていることはそうであろう、ということを述べているのであって、預金金利引上を僕が支持しているわけではありません。ということを、相当しつこく書いているのですが。にも関わらず、こういうことを書く人がいるのは驚きです。 ※もう少し念を押して言っておけば、「枝野氏は、与謝野氏と比べて一層酷いこと言ってるのか?」なんですけどね。 id:tanakahidetomiさん 一応はじめまして、ですかね。 「余剰分析は価値前提がからむから堂々といえないという趣旨をいう

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    REV 2008/10/04
  • 金融安定化法案否決 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    まぁ、驚いたっちゃあ驚いた。やるしかない、と思ってたし。今もそう思うし。ただ、法案に反対した市民がバカだ、というだけでは済まない。他人の金で大博打、勝てば自分の儲け、負けたらあなた払ってね、みたいなザル・ルールで好き勝手やった末に、システムが破綻しかけたら「皆さん、緊急事態です、税金使わせてください」って、そりゃ怒るわな。 日経によると、金融安定化法案は「経営者に懲罰的」なんだそうな。 金融安定化法案の合意を巡っては、共和、民主両党から経営責任の明確化を求める声が強まった。 法案は不良資産買い取りの対象金融機関の経営報酬について、財務省がルールを公表することを盛り込んだ。具体的には同省が資産を直接買い取る場合は、成功報酬を制限し、高額退職金(ゴールデン・パラシュート)を原則禁止する。 資産を入札方式で買い取る際には、一定の条件で高額退職金に税率二〇%の税金を課したり、役員報酬の所得控除に制

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    REV 2008/10/01
  • 学力調査で「自分の位置」を知る必要はあるのか? - モジモジ君のブログ。みたいな。

    受験する学校を選ぶとか、そのために知る必要性があるケースはある。ただ、今回の学力調査の問題って、「解けなかったら、先々苦労するんじゃない?」と思われるような、かなり基的な内容が問われていたんじゃなかったっけ? そうだとするならば、「全体における自分の位置」なんて知る必要がない。100点ではないすべての子について、まちがった問題について、なぜ、まちがったのか、なにが理解できていないのだろうか、ということが考えられるべき*1。逆に、まちがった問題があるにも関わらず、「平均点よりは上だ」みたいな安心の仕方をする方が遥かによくない。 点数を公表して比べれば比べるほど、子どもの関心は仕事の質そのもの(=絶対評価)ではなく、周囲との位置関係(=相対評価)のみに焦点化していく。わざわざ教育して子どもをダメにしてるわけだ。バカバカしいにも程がある。「自分の位置」を知ることにもほとんど意味なんかないのに、

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    REV 2008/09/21
    獅子は我が子を千尋の谷に突き落とし、這い上がった仔のみを育てるという(但し他人の仔に限る)(予算削減の為)
  • 稼働率も税収も関係ない、しかし。 - モジモジ君の日記。みたいな。

    svnseedsさんが「あーなるほど」と書いてらっしゃるのですが、次の主張にも僕は同意しませんので、やはり溝は埋まっていません。 それとあわせて、僕の先日のエントリにおける「まずは経済成長、次に福祉を含めた諸々の政策」という僕の主張は、「現在の日の経済状況においては」という限定を付けるよう訂正します。 この点を説明しますが、その前に。「全面的に非を認めます」風なスタンスに限らず、強硬なものであれ宥和的なものであれ、論者のその都度の態度とは区別したものとして、議論は議論として、見ていただければ、と思います。 稼働率の問題は関係がありません 次のように考えてください。稼働率の低い経済αがあります。そのαに、基財への支出を強化するよう再分配を組み込んだ別の経済(やはり稼働率は低い)α’があります。僕は、稼働率を引き上げるための政策を実施する前にαをα’にしてください、と主張しています。 αの

    稼働率も税収も関係ない、しかし。 - モジモジ君の日記。みたいな。
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    REV 2008/09/06
    海外逃避は、単なる法の抜け穴なので、xevra氏いうところの、世界協調税制を取り入れ、平行して累進度の調整を行えばいいと思っています。税制や福祉が叩き売り状態になる現代だけど。
  • マクロをミクロに見てみれば - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「例のGDP云々の件」@svnseeds’ ghoti! もう、これ以上驚きはしないけれど、とりあえず、ここのまとめには同意しません。稲葉氏のブログに書き込まれた次のコメントと読み比べてみれば、ズレがどのへんにあるのか分かるかもしれません。ご参考までに。>o氏のコメント それを踏まえて、svnsseedsさんの記述について、幾つかお答えしておきます。 ひとつめ 「ひとつめ」とされている部分については、まず、僕の議論の要約が全然違いますので、そこで既にアウトです。o氏のコメントを読んでください。 ふたつめのその1 「ふたつめ」。「mojimojiの主張が非現実的である」と考える1つめの理由について。 ここの議論も、価値判断の問題を無自覚に持ち込んでいます。いわゆる「生産性」についての議論。svnseeds氏は、次のようなことを書いてますね。 1. 『「福祉社会」のコアとなる産業』は労働集約的

    マクロをミクロに見てみれば - モジモジ君のブログ。みたいな。
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    REV 2008/09/05
    累進課税↑→名目所得を制御できる層は、華麗にスルー → ホワイトカラー直撃 → ウマー ですね。わかります。
  • Attribute=51についての覚書 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    興味深いブログではあったんですが、たぶん、このブログに言及したことってないんじゃないかな。ブクマもつけたことないような。要は勇気がなかったんです、きっと。というわけで、この機会にちょっと書いてみました。 1ヶ月間だけ、思い切りがんばれば。 - Attribute=51 要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51 相手のルールで戦わなければいけない場面で自分のルールを持ち出すな - Attribute=51 すべりこむ自己責任論 提案されていることが根的にダメ、というわけではないと思うんですよ。てゆーか、たとえば、「1日1度は外に出る。家の周りを散歩するだけでもいいから外に出る」なんていうのは、試す価値は結構ありますよ。具体的でいいですよね。こういうところが人気の秘訣なんだろうな、と思います。しかし、そういう具体的な行動提起にあわせて事実認識や価値判断を歪める、そういう方向へ

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    REV 2008/08/31
    限られた資源を有効に使う話をすると、窓に!窓に!
  • 「普遍性」を批判/拒否すること - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「改良か革命かみたいな話をした覚えはないけどな」@無産大衆 最近、ブログ巡回をほとんどおやすみしてて気づいてなかったのですが、僕への言及があるのを見つけたので。 権利は個別利害以上のものである ああ、てかな、良い経営だとか適正な市場とか寝言はどうでもいいから金(飯)寄こせ、馬鹿。て言えないようでは権利とか意味あるんですか?つー話なだけです。 まず、madashanさんの記事の核心と思われるこの部分から。 まさに、このような意味で、たとえば「株主の権利」などが主張されてきたように僕は思います。労働市場や資市場におけるルールの変更は、まさにこのようにして要求されてきました。まぁ、一応の「みんなのため」的エクスキューズはあちこちにありますけどね。他方で、そんなエクスキューズはエクスキューズでしかないということを自明なものとして、音爆発の人はあちこちにいるわけです(ちょっと古いですが、ホリエモ

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    REV 2008/08/26
  • 労働者が余っているのか、支払いが足りないのか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく当の理由」@起業ポルノ 気軽に「生産性が下がる」とか、「労働者が余っている」とか書いてるんだけど、そのように述べるときの前提を考えてみようかな、と。とりあえず「労働者が余っている」について。 「単純労働者が余る社会になる」とか書いてるわけですが、そもそも、医療や介護の充実が社会的課題になっている昨今、医療や介護の従事者がどこでも不足しています。その意味で、つまり、現場レベルでいうならば、「余って」などいません。他方で、医療や介護の技術を習得しながら、その仕事に就いていない人が結構たくさんいます。賃金が安すぎる、労働環境が苛酷過ぎるので、敬遠されているわけです。その意味では「余って」います。単純な話です。医療や介護では報酬が政府によってだいたい決まっているわけですが、その水準が低すぎるので、こういうことが起こるわけです。

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    REV 2008/08/08
    市場が主として決定する「市場価値」と、厚労省が決定する「厚労省価値=単価=点数」と、エントリーの筆者が考えるところの『価値』と。
  • 「成果」とはなにか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく理由」@分裂勘違い君劇場 に関連して、昨日の続き。そもそも「成果」ってのがなにか、について。 「成果」の前提条件としての「分配」 手短に。次の二つのうち、どちらがビジネスとして成り立つかを考えよ。 とある金持ちの、肩揉みをする。 とある貧乏人の、病気の看病をする。 言うまでもなく、1は(金持ちが肩揉みをしてほしいと思っている限りで)ビジネスとして成り立つけれども、2は(この貧乏人が看病してほしいはずであっても)ビジネスとしては成り立たない。ビジネスとは、「金持ってる奴」のしてほしいことをすることによって成り立つものであり、「金持ってない奴」のためには、何をやってもビジネスにはなりえません。「貧乏人」のために働くことは、完全な、あるいは部分的な*1ボランティアによってしかなしえません。 で、「金持ってる奴」のしてほしいことを

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    REV 2008/08/07
  • お題三つ - モジモジ君のブログ。みたいな。

    なんか書いておかないとムカムカするものを立て続けに読んでしまったので。リンクはしません。あー胸糞悪い。 「大文字の」正義を「声高に」主張するとか、よく言われるんだけど、どうしてこういう形容詞がついているのか、意味がわからなかったのだが、なるほど、その人たちに「小文字の」正義を「ヒソヒソと」主張している自覚があるのだとすれば、話は分かる。そうだよなぁ、結構ポロポロ言ってるもんねぇ。自覚はあるわけか。 でも、「大文字の」正義を「声高に」主張することを「禁欲」する、とかまで言うんなら、「小文字」「ヒソヒソ」も一緒に「禁欲」してくれたらいいのにな、と思う。 あるいは、「禁欲」というなら、こちらはこう思う。ローカルに、アドホックに、自分に都合のいい「正義」を主張するよりは、より普遍的な概念に連結させることによって、自らの主張しうる「正義」の範囲を抑制したいと思う。自分の考える意味での「禁欲」とは異な

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  • 疑似科学を憎んでバカを憎まず - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「ずれた論点と悪意ある混同」@地下生活者の手遊び お答えしていきます。 NATROM氏の記事の中の、たとえば象徴的な部分としては、末尾の次のところ。 母親を批判するだけでは問題が解決しないというのはわかる。なぜこの母親がホメオパシーにはまったのか、おそらく、ブログのタイトルの「自分探しの旅」というところにヒントがあるように思うが、そこから考えるべきなのだろう。それはそれとして、「自分探し」につきあわされて余計な苦痛、難聴になるリスクを一方的に背負わされる子を考えると、批判を行うべきだと私は考えた。どんな言葉もこの母親の考えを変えることはできないだろうが、周囲の人たちや、あるいは将来ホメオパシーにはまる予備軍の人に言葉が届けばそれでよい。 http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080516#p1 まず、「どんな言葉もこの母親の考えを変えることはできないだろうが、周囲の

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    REV 2008/05/28
    改宗を試みると多様性の無視、試みないと切断操作、ということですね。わかります。
  • 十字軍はバカに勝てるか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    いわゆる「ニセ科学批判批判」をしている人の文章を読むと、こういうのを書いている人って切実に「これはまずいのではないか」と思うような体験がないのか、単に寛容な人なのか、なんなんだろうという。人によっては自分の周りの人たちは水からの伝言のことを話していてもそんなに真に受けてないし、何を騒いでるの?といったことを書いていたりもしますし。 「昨日のエントリについての補足」@Demilog ニセ科学にはまっている人を見て、切実に「これはまずい」と思うことならいくらでもあります。ただ、ニセ科学を討伐する十字軍をやっても無理だろう、と思っているだけです。バカは、バカとして主体的であることはできても、バカでなくなることはできません*1。怒ったところで宥めたところでスカしたところで、バカが治るわけではありません。バカはバカだからバカなのです。科学的な説明をしてみせても、わかるわけがありません。バカなんだから

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    REV 2008/05/22
    水伝を信じるのはキレイなバカ、南京は無かったを信じるのはキタナイバカですね。わかります。
  • 死刑は社会正義ではありえない - モジモジ君のブログ。みたいな。

    死刑についていくつかの記事を書いてきたけれども、「社会正義の臨界――光市母子殺害事件高裁判決」など参照しつつ。 sk-44氏の死刑存置論(1) 快楽殺人者の反省不可能性 まず、sk-44氏の記事の、前半について。 私が極刑としての死刑存置論者であるのは、ある個人的な問題意識とかかわる。他人と共有しうるものであるかわからない。以下に端的に記す。お断りすると気分のよい話ではない。 所謂快楽殺人者は、被害者の殺害を前提とする性犯罪者は、死刑台に送られて然るべき、あるいは、死刑台に送らないことには仕方がない。そうした認識と見解に私は同意せざるをえない。 「気分のよい話ではない」とあらかじめお断りされているので、この先については引用しない。代わりに、以下の議論に必要な限りにおいて、簡単に要約する。<快楽殺人者において、その人を殺したその場面の記憶は快楽そのものであり、生きている限りその快楽を繰り返し

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    REV 2008/05/09
  • BIについて一言 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    総所得の1%の(というような、可能な限り低い割合を志向する)ベーシック・インカムと、総所得の10%、20%、30%、それ以上の(というような、可能な限り高い割合を志向する)ベーシック・インカムは、別物、正反対のモノ、と理解しておいた方がいい。 ダンコーガイの記事のようなスタンス、たとえば、「私は月額5万円、年間60万円程度がよいと思う」というような具体的な額・大きさについての発言は、BIの制度を正当化する議論とは何の関係もないし、争う余地のある論点。 むしろ、ダンコーガイのような論者でさえ、「貧乏人は死ね」と素で言うことをしないのならば、BIという枠組みそのものは拒否できない、否定できない、というものと理解すべき。その上で、富裕層の新自由主義者は、条件闘争を行ってきている、ということ。 反貧困の立場からの理論的な反撃としては、(1)BIの額・割合は「できるだけ小さく」ではなく、「できるだけ

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    REV 2008/05/07
    担税力と逃税力のバランスで、サラリーマン層がキツくなりそう。ただ、社会福祉が累進課税どころか、逆進的な人頭税っぽくなってきている気もする。
  • 政府の仕事、民間の仕事 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「橋下知事は被害者を見捨てるつもりなのか?」に関連して。 最初にハッキリ書いておく。政府のやるべき仕事とは、民間にやらせれば赤字になるしかない、しかしそれでも必要なことを、赤字を出しながらやることである。この赤字を支えるのが、税金である。事業としての収支で赤字であるかどうかは関係がない。──ドーン・センターを廃止するかどうかを考えるならば、ドーン・センターが果たしている役割の一つ一つを、ちゃんと評価して、その果たしている役割よりも赤字の方が大きい、という説明をしなければならない。たとえば、DVに悩む女性の相談を受けて、必要な支援を行う一連の仕事に対して、それを「○○円」と評価した上で、それらの合計が、センターの運営赤字よりも小さいから廃止、というような理屈を言わなければならない。重ねて強調しておくが、事業としての収支が赤字であるかどうかは、この文脈ではまったく関係がない。 逆に、仮に政府が

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    REV 2008/04/20
    健康保険の取り扱いしている人間を、「税金で/俺らの掛け金で 飯食いやがって」と追い出すと、民間企業の出番となる。民間保険だと、掛け金の10%が企業の取り分ね。みんな大喜び。公営だと5%くらいだけどw
  • 運動の戦略、とか言われるものについて - モジモジ君のブログ。みたいな。

    社民的なものが後退戦を続ける中で「自己批判せよ」みたいな話がよく聞かれる。戦略がバカげているから支持を集められないのだとか、正しいことを述べているだけではダメだとか、まぁ、そういう話。・・・もちろん、戦略は大事だ。しかし、僕が思うような意味での大事さは、巷でしばしば見聞きするところの戦略論とは全然違うものであるらしい。そのあたりのことを、少し整理してみる。 前提を整理しよう。私たちと彼らの目指すものは異なっている。単に方向が違うだけではない。私たちは一部の人たちに重荷を押し付けるようなやり方をやめよう、と言い、むしろその重荷を共に背負うこと、そうした重荷を減らすことを主張すると同時に、重荷を減らすための努力を求めるという意味においてさらなる重荷を背負うことを求める。一方、彼らは、相変わらず重荷を一部の人に押し付け続け、そうした負担から共謀して逃れ、安穏と暮らそう、と誘惑する。どちらの道も同

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    REV 2008/04/03
  • 混合診療を解禁してはいけない - モジモジ君のブログ。みたいな。

    保険診療と保険外診療(自由診療)を併用する「混合診療」を実施すると、来は健康保険が適用される診療も含めて治療費全額が自己負担となる厚生労働省の運用が妥当かどうかが争われた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。定塚誠裁判長は「厚労省の法(健康保険法)解釈は誤り」と指摘し、原告患者に保険給付を受けられる権利を認めた。混合診療を原則として禁止する国の政策を違法とする司法判断は初めて。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071108k0000m040091000c.html(魚拓) 患者の選択の自由、混合診療解禁は当然至極、と思われがちだが、これは極めて危険である。素人が弁護士の力を借りずに国に対して勝訴したこともあって盛り上がっているようだけど、冷静に議論したい。論点は、混合診療の是非ではなく、それ以前のところにある。次のを参考に整理する。 市場原理

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  • 今、この社会でリビングウィルを要求すること──見えない「絶滅政策」 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    edouard-edouardさんに質問をいただいたので、少し正気に返った。「これにふさわしい怒り方が分からない」などと呆けている場合ではない。ともかく、当面、僕にできることは、僕に出来る限りでの解説を試みることなので、そんなことしかできないので、改めて問題を整理してみました(十分なものかは別ですが。ご批判乞う)。 リビングウィルがこの社会で意味すること (1)リビングウィルが直接に意味することについて。リビングウィルがないならば、その人を生かす、ということが医師に課せられた使命になります。医学の力が及ばず、ということは当然ありえますが、医師はその人を生かす、ということに全力で取り組むことが前提となります。──逆に言えば、リビングウィルとは、どの段階で「その人を生かす努力をやめていい」のかを、事前に決める指示書です。「生きる」という事前指示は要りません。だから、リビングウィルは、「死ぬ」こ

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    REV 2007/11/02
    「患者家族に過大な労働負担を強要せず、我々が薄く広く費用を分担し、社会でケアを行うべきだ」という文字列を探したが見つからなかった。検索の仕方が悪いのかしら。
  • お金のない人に財やサービスを届けるにはどうしたらいいのか - モジモジ君のブログ。みたいな。

    Arisanさんとこのコメント欄より。 いま現実にワクチンが存在するのなら、それが安価でもしくは無償で多くの人の手に入るようにすればいいではないですか。 あなたがおこちゃまでないならば理解できるとおもいますが、そんじょそこらの風邪薬とちがって強力なワクチンを開発するにはそれだけ膨大な研究者のマンパワー(開発研究費)を必要とします。開発にせいこうしたらそれらがペイする状態でないとそもそも医療会社やロックフェラー財団はそれらのワクチンの開発すらとりかかれません。ということは、貧しい人たちへワクチンが届くチャンスがそれだけ遠のきます。 http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20070901/p1#c1189143571 natamaruさんが言っていることは、半分くらい正しい(というより、経済学的分析に基づいた提言というのは、それが斜に構えた救命ボート的現実主義を抱えている限

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    REV 2007/09/07
  • 道徳的詐術とは何か - モジモジ君のブログ。みたいな。

    発端。「「当は、できるでしょう?」の原初的風景」@G★RDIASより。 たとえば、私がコンビニで200円のおやつを買おうとするという状況を想定する。/目の前に、募金箱がある。そこには「アフガニスタンの人達は、4人家族で200円あれば1日暮らしていける」と書かれてある。/それでも、その文字が目に入りながらも、私はおやつを買うとする。/このときに、私が「募金できない」と言うのは端的に誤っている、ということである。ただ単に私は「募金しない」だけである。/仮に、その200円がないために、アフガニスタンの家族がその1日を生き延びられず、死んだとしよう。すると、事実として「間接的ではあろうが、私は人殺しである」と言えよう。/私は、そういうことを「まずは」嘘をつつみ隠すことなく言おう、と提起している。/これは、「正論の倫理学」なら主張するであろう、「その200円を募金すべきだ」という主張とは全く違う。

    道徳的詐術とは何か - モジモジ君のブログ。みたいな。
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    REV 2007/04/22