最高裁は22日、事務総局の男性職員(37)が7月半ばに約8日間、無断欠勤したとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 最高裁によると、職員は当初、風邪で休んでいたが、その後は連絡せずに8日間欠勤。9日目の午後3時すぎに出勤した。この間、職場からの連絡もつかなかった。 職員は「医師の診断を受けると職場に説明したが、病院に行かなかったので連絡しづらく、休んだ」と説明したという。 最高裁は「誠に遺憾。服務規律の徹底に努める」としている。
最高裁は22日、事務総局の男性職員(37)が7月半ばに約8日間、無断欠勤したとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。 最高裁によると、職員は当初、風邪で休んでいたが、その後は連絡せずに8日間欠勤。9日目の午後3時すぎに出勤した。この間、職場からの連絡もつかなかった。 職員は「医師の診断を受けると職場に説明したが、病院に行かなかったので連絡しづらく、休んだ」と説明したという。 最高裁は「誠に遺憾。服務規律の徹底に努める」としている。
大阪府警曽根崎署は20日、バーで酔って店長に暴行したとして現行犯逮捕した元プロ野球投手、伊良部秀輝容疑者(39)を、逃亡の恐れがないことなどから即日、釈放した。捜査を継続し暴行容疑で書類送検する方針。 午後5時ごろ、釈放された伊良部元投手は曽根崎署前に姿を見せ、神妙な面持ちで「せっかく楽しく飲んでいたが、ちょっと手違いがあった。本当に申し訳ない」と陳謝。「被害者に謝罪する意向は」との記者の質問に小声で「はい」とだけ答え、足早に去った。 同署などによると伊良部元投手は20日未明、大阪市北区のバーで酒を飲み、支払い時に「ブラックカード」と呼ばれる最上級のクレジットカードを提示したが、「取り扱えない」と断られ激高。応対した店長(22)の髪をつかむなど暴行したとされる。支払いは別のカードで済ませたという。
日本医療機能評価機構(東京)は13日、高齢者などのリハビリテーション中の事故が、全国約560の医療機関で平成16年から19年にかけて計24件発生していたと発表した。機構は「報告以外にも相当数の事故が起きていると思われる。予防可能なケースが多く、各医療機関は危険性の調査をして事故防止策を検討すべきだ」としている。 厚生労働省によると、リハビリ中の事故についての全国調査はあまり例がない。 機構のまとめによると、24件のうちリハビリ中の運動に伴う骨折や筋断裂などが19件、やけど4件、原因不明による骨折が1件だった。障害が残った可能性が高いケースも1件あった。 医療機関からの報告では「目を離したすきに患者がベッドから転落した」「患者の骨が想定以上に弱くなっていた」などが原因に挙げられていた。
肝機能が低下する原因不明の難病「原発性硬化性胆管炎」(PSC)を患い、脳死肝移植を目指して渡米していた奈良市の会社員、中島大輔さん(24)が12日夕(日本時間13日朝)、多臓器不全で死亡し、支援団体「大輔君を救う会」が発表した。感染症に悩まされ、右足の切断手術も受けながら移植に望みをつないでいただけに、最期を見届けた父親の光男さん(60)からは「元気になって日本に帰ることが恩返しと思い、今日まで頑張ってきたが…」と無念のメールが届いたという。 中島さんは、高校2年で臓器移植以外に根本的な治療法がないPSCと診断された。京都大学付属病院(京都市)に通院しながら学生生活を送り、近畿大学法学部を卒業後は就職もしたが、体調悪化で今年3月から同病院に入院。PSCは、近親からの生体肝移植では再発率が高いため、米国での脳死肝移植を希望していた。渡航や手術などに約6000万円が必要とされ、友人ら約20人
ETC(自動料金収受システム)専用レーンを強行突破するなど、2007年度の高速道路の不正通行は06年度に比べて11%減の計約86万件となり、ETC導入で不正通行が増え始めた01年度以降、初めて減少したことが分かった。監視カメラ設置などが奏功しているとみられるが、依然として件数は多く、一層の対策が求められそうだ。 有人料金所も含めた不正通行件数は、高速道路6社のうち、首都が33万件で最も多く、以下、阪神(21万2000件)、東日本(12万6000件)、西日本(12万1000件)、中日本(6万7000件)、本州四国連絡(4000件)の順。 06年度比では、西日本の4%増を除く5社で減少。07年度から高性能カメラを設置するなど対策を強化した中日本は21%減、阪神は18%減、首都と本四が10%減、東日本は2%減だった。 各社は監視カメラに加え「料金督促や警察と連携した摘発が抑止効果になってい
防衛省・自衛隊の隊員が黙々と汗を流しながら任務に励む生の姿を映像で伝え、国民の理解を深めることを目的に9月からスカイパーフェクTVで「ガンバレ自衛隊、安全保障アワー」の放映が始まる。 番組は株式会社「メディア241」がケーブルテレビのハッピー241チャンネルで毎週月曜日から木曜日まで午後7時から1時間の予定で放映するほか、携帯電話やインターネットでの動画を配信することも計画している。 番組では、自衛隊員や防衛省関係者を主要読者層とする朝雲新聞社のニュースを中心に自衛隊の動きを伝える「自衛隊ニュース」、陸海空の各基地・駐屯地を紹介する「基地・駐屯地レポート」、定年退職者や殉職者を紹介する「敬礼!防人人生」、在日米陸軍の協力による「米軍極東情報アワー」など多彩なプログラムで多角的に自衛隊の今、自衛隊員の素顔を伝える。 メディア241の後藤幸英代表取締役社長は「私は防衛大学校卒業生ですが、
大阪府の橋下徹知事は8日、府立5病院を運営する地方独立行政法人「府立病院機構」と、公立大学法人「府立大学」に対しても、府職員の給与カットに連動して、同様の措置を求める可能性を示唆した。 橋下知事は部長会議で、「理屈ではなく感覚」とした上で、「大学教授はカットされても当たり前。府民の視点で考えるべき」との意向を示した。 参加した部長からは「病院も大学も独立した法人組織だけに、強く言えないのでは」などという疑問の声が上がった。 府は、府職員の給与カットが盛り込まれた条例案が7月臨時議会で可決されたことを受け、43ある指定出資法人すべてに対して、職員の給与の引き下げを求めた。府の給与に準拠している26法人は条例の改正に伴い、職員の給与を引き下げる見通し。
国の牛海綿状脳症(BSE)対策事業をめぐる補助金の不正取得事件で摘発された名古屋市の食肉卸「フジチク」グループの関連団体「愛知食肉卸売市場協同組合」に対し、三菱東京UFJ銀行が貸付金約34億円の返還を求めて名古屋地裁に提訴していたことが7日、分かった。 訴状などによると、返還を請求されたのは、組合と、組合の代表理事だったグループ元会長の藤村芳治被告(66)=1、2審実刑、上告中=ら4人。三菱東京UFJ銀は平成3年5月から16年6月にかけ約34億円を貸し付け、4人が連帯保証人となった。 組合側は「コメントは差し控えたい」としている。 三菱東京UFJ銀はこれまでにグループ関連会社や藤村被告に計約500億円の貸付金の返還を求める3件の訴訟を起こし、うち2件で返還を命じる判決が確定している。
4日午後2時55分ごろ、大阪府高槻市辻子の国道170号で、走行中のダンプカーから左後輪のタイヤ2本が脱落。タイヤは前方へ約50メートル転がり、交差点で右折待ちしていた別のダンプカーと、走行中の乗用車の後部に衝突した。衝突を受けたダンプカーはそのまま走り去り、乗用車はバンパーなどが破損したが運転していた京都府宇治市の男性会社員(58)にけがはなかった。 高槻署の調べでは、タイヤが脱落したダンプカーは同府守口市の運送会社所有。タイヤのホイールと車軸をつなぐ部品「ハブ」の固定用ボルト数本が折れていた。ボルトは8本あったが、中には破断面がサビているものがあったことから、同署では道路交通法違反(整備不良)などの疑いもあるとみて男性運転手(40)=守口市=から事情を聴いている。 ダンプカーはいすゞ製の10トン車「GIGA」。直径1メートルのタイヤが全部で10本あり、左後部に2本ずつ並んで装着されて
[マドリード 3日 ロイター] 欧州数カ国を巡り、世界の優れたレストランで食事をするグルメツアーに参加していたスイス人の宅配業者が7週間前、スペインのバルセロナ郊外にある有名レストラン「エル・ブジ」から姿を消した。 失踪したのは、ヘンリー・パスカルさん(46)。エル・ブジのマネジャーはスペインの全国紙パイスに「名刺を探しに行ってくると席を立って、そのまま戻ってこなかった」と語った。 スペインの警察はパスカルさんを捜索してきたが、パスカルさんが勘定を払わずに立ち去った可能性についてはコメントしていない。 報道によると、パスカルさんはメッセンジャーとして働いた蓄えを、ミシュランガイドで3つ星を獲得した世界の68カ所のレストランで食事をすることに使っていた。 エル・ブジのディナーは約230ユーロ(約3万8000円)。パイス紙の見積もりによると、パスカルさんが参加したグルメツアーはレストラ
第90回全国高校野球選手権大会の開幕を2日後に控えて発覚した群馬県代表、私立桐生第一高校(桐生市)の不祥事。同校の校長長は31日、「心苦しいが、出場したい」と出場を辞退しないことを表明、日本高校野球連盟は持ち回り審議委員会と1日の全国理事会に諮った上で最終的な処置を決めると発表したが、出場を認める方向だ。 同校の青柳正志部長(53)から大阪市内で事情聴取した高野連は31日午後、既に大阪市内の宿舎に入っている部員29人の中に、事件に関与した者がいないかを確認。野球部長からは他の部員の関与は一切ないとの報告を受けた。 これまでの調査では事件に関与したのは、逮捕された部員1人で、部活動とは直接関係のない時間帯、場所で行われている。 記者会見した高野連の西岡宏堂審議委員長は「最近は1人だけの不祥事ならば大会出場中でも差し止めないのが原則」とし、学校側に求めた再調査で地元に残った他部員の関与が
岐阜大病院(岐阜市)は23日、70代の男性患者に今年3月、脳の硬膜の下にできた血腫を取り除く手術をした際、チューブで脳表面を傷付けるミスがあり、男性患者の視覚に後遺症が出たことを明らかにした。病院は男性の家族に謝罪した。 病院の説明によると、男性は2月に岐阜市の自宅で転倒。その後認知症の症状が出て、3月に同病院で受診した。 脳を覆う硬膜と脳の間に血の塊が見つかったため、頭骨に穴を開けて直径数ミリのチューブで吸引する手術をしたが、その際にチューブが脳の表面に刺さったという。 男性はものを見ても判別できない後遺症が出ており、現在同病院でリハビリ中という。
義母を消火器で殴って殺害したとして、殺人の罪に問われた女性被告(39)の初公判を18日、東京地裁で傍聴した。嫁としゅうとめの間に、どんな確執があったのだろうか。 起訴状によると、被告は3月10日午後8時ごろ、東京都板橋区の自宅マンションで、義母の頭部を消火器で十数回殴り、殺害した。罪状認否で被告は、起訴事実を認めた。 薄い青色のジーンズに白いTシャツ姿の被告は、ずっとうつむいていて、前髪で表情は伺えなかった。 公判前整理手続で、争点は情状面だけに絞り込まれていた。 検察側の冒頭陳述と証拠によると、被告は風俗店で働いていたとき、客の紹介で知り合った男性と平成7年6月に結婚した。この結婚について、義父は「『子供が良ければ』と、とやかく言うつもりはなかったので、結婚を許した」(供述調書)と述べている。 被告の生活は、かなり乱れていたようだ。平成12年末には、貴金属の購入や消費者金融で作
17日午後4時20分ごろ、山口県周南市小松原の島田川で遊んでいた小学校5、6年の男子児童3人にシェパードが襲いかかった。1人が左太ももをかまれ重傷。ほかの2人も足などをかまれけがをした。その場にいたほかの児童2人にけがはなかった。 光署によると、シェパードは4匹おり、飼い主は周南市小松原、大工(60)と水道工事業者(39)。河川敷で散歩をさせるため犬を軽トラックの荷台に乗せて連れてきていた。鎖などにつながれてはいなかった。 シェパードは車を止めた途端飛び降り、児童らに襲いかかったという。光署は過失傷害などの疑いで2人を調べている。
三重県四日市市議が親族と経営する焼き肉店で提供された牛肉を、牛海綿状脳症(BSE)対策特別措置法で特定危険部位に指定されていたことを知らされないまま食べ、精神的苦痛を受けたとして、客の男女3人が10日、市議に300万円の慰謝料を求め、四日市簡裁に調停を申し立てた。 申立書などによると、3人は平成18年、同店で数回食事した際、牛のこめかみ肉が入ったメニューを注文。この際、店員から「(メニューの)中身はこめかみ」との説明は受けたが、3人は当時、こめかみ肉が危険部位とされていたこと自体を知らず、店からの説明もなかったという。 問題をめぐっては昨年7月、同市の市食肉センターからこめかみ肉が持ち出され、市議経営の焼き肉店で販売されているとの情報が県に寄せられた。同市が調査したが、持ち出しの事実は確認できなかった。
≪サービス残業、保険なし、セクハラ…派遣の悲哀≫ 所属する派遣添乗員に度重なるサービス残業をさせたとして、中央労働基準監督署がJTBの100%子会社「JTBサポートインターナショナル」(東京)に、労働基準法違反で是正勧告を出した。颯爽と世界を股に掛けるイメージの添乗員だが、水面下では親会社にいいように使い捨てられる、ハケンの悲哀が繰り広げられているようだ。 ■身分「みなし労働者」、日当は最高でも1万円 「ピーク時には1週間分の着替えを詰めたトランクを2個用意し、1つは成田空港に置いておく。10日間のヨーロッパ添乗から帰国した翌日、再び1週間のヨーロッパ添乗に出るためで、1つのツアーを無事に終了させても、帰宅する余裕などまったくない」 こう話すのは大手旅行会社系列の女性派遣添乗員(30)。時間管理ができないとされる「みなし労働者」の彼らが1日単位で支給される日当は、添乗経験日数によって
6日午前6時25分ごろ、埼玉県三郷市栄の国道298号で、逆走してきた乗用車が京成タウンバスの路線バスと正面衝突した。 乗用車の男性は間もなく死亡、吉川署は免許証から都内の男性(24)とみて身元の確認を急いでいる。バスの男性運転手(49)は重傷、乗客の男性2人が顔や胸に軽傷を負った。 調べでは、現場は片側2車線の直線で中央分離帯があった。乗用車は現場の数百メートル手前でも、逆走して対向の車2台と接触する事故を起こしており、吉川署が事故原因を調べている。
「教育には信頼関係が必要だ」。使い古された感もある言葉だが、それが教育の本質なのだろう。だが、それを逆手に取ったような事件が相次いでいる。5月末にはマクドナルド店内で女子高生にわいせつな行為をした元中学校長が逮捕された。なぜ、教育者によるわいせつ行為はなくならないのか。信頼が欲望に変わってしまう「そのとき」とは-。(加田智之) ▼関連記事 「マックで女子高生にわいせつ 元中学校校長逮捕 埼玉」 ■「信頼しているので拒まない」…元校長のあきれた言い分 「もしかして、エンコー(援助交際)じゃないか」 5月30日午後1時ごろ、埼玉県所沢市日吉町のファストフード店「マクドナルド所沢店」2階。店内にいた男子高校生2人は異様な光景を目にした。 カウンター席で、中年の男が女子高生と並んで座っている。親子とはとても思えない証拠に、2人は体を寄せ合い、向き合うように座っているのだ。 男子高校生らが援
東京都教育委員会は24日、教え子の高校3年の女子生徒と3回にわたってわいせつな行為をしたとして、都立高校の男性教諭(47)を懲戒処分にしたと発表した。 都教委によると、男性教諭は昨年4月上旬から6月下旬にかけて、都外のホテルで、女子生徒と3回にわたってわいせつ行為に及んだ。休日に合意の上でわいせつ行為に及んでいた。メールなどで連絡を取り合っていたという。女子生徒の保護者が今年3月、校長に報告して発覚した。 男性教諭は体育担当でバレーボール部の顧問。女子生徒は同部に所属していた。男性教諭は自身の行動を後悔しており「やってはいけないこととわかっていた」と話しているという。 また、公立中学のバスケットボール部顧問の男性教員(39)が、部活動の練習中、部員に対して「死ね、ごみ、消えろ」などの暴言を繰り返したとして、戒告処分を受けた。
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