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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (135)

  • 長距離バスターミナルを作って欲しい - Chikirinの日記

    私は昔、いわゆるバックパッカーというか放浪系の海外一人旅をしていて、その頃よく「なんでこれって日にないの?」と思っていたのが、大規模バスターミナルです。 一番ナイスなのは中南米や南米。あのあたりって長距離旅客輸送におけるバスのシェアがすごく高い。 最近ではブラジルなど、国内線飛行機に乗る人も増えてるけど、貧しい人は飛行機には乗れないし、そもそも小さな町には飛行場もありません。 当然、自家用車を持たない多くの庶民にとって、バスは唯一の長距離移動手段なんです。(念のため書いておくと、鉄道網もありません) 一方、たいていの街や村にバスターミナルだけはあって、その路線網たるやすごい密度で国土をカバーしています。バスに乗ればほぼすべての村に行けてしまうというくらい。 もちろんバスはおんぼろで、大半が欧米で使い古された中古バス。それがまたウン十年使われてる。 そういえば昔、ベトナムでは京都の市バスが

    長距離バスターミナルを作って欲しい - Chikirinの日記
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    REV 2008/11/10
    そういう機能を、昔は「上野駅」が代替していたのかなw 新幹線が東京発になって終了。
  • 物理の世界の皆様に質問です。 - Chikirinの日記

    ノーベル物理学賞なんですけどね。ちきりんはもちろん内容については全然わからないのですが、あちこちのブログで今回の物理学賞をもらわれた3名の方がどれくらいすごい方なのか、とてもわかりやすく書いてあって、ほ〜そーなんだ〜と感動しました。そんなすごい方々だったのですね。なるほど。 で、そうなると、ちきりんとしては次の質問がでてきまして、そっちに関してはピンポイントで説明してあるものが見つけられず、で、ここで問うてみることにしてみたです。 ちきりんの今の疑問というのは、「そんなすごい方々が、今年までノーベル賞を受賞していなかった理由はなに?」ということ。これがよくわかんなくて。 たとえば文学賞ならわかりますよね。必ずしもあの賞をとる人が世界で一番の文学者だとは誰も思ってないでしょ。英語かフランス語以外で書かれたものはそもそも誰かが翻訳しないとスタートラインにつけないし、文学なんて文化的背景が違うと

    物理の世界の皆様に質問です。 - Chikirinの日記
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    REV 2008/10/11
  • 蒟蒻畑 危険度じゃないと思うのだよね - Chikirinの日記

    こんにゃくゼリーの最大手、マンナンライフの蒟蒻畑カップサイズが製造中止になるとのこと。 幼児が喉に詰まらせて事故死というニュースが大きく報じられ、政治問題化さえしていたので、メーカー側も追い詰められたようです。 この件に関してネットでは「危ないか、危なくないか」という議論が多いようですが、私はこの問題において、“危険度”が大事な論点だったとは思っていません。 蒟蒻畑が製造中止に追い込まれた理由は、危ないからではなくて、 (たいして)「必然性がないものと判断されたから」でしょう。 喉に詰まって人が死ぬ代表的なべ物といえばおです。 お正月に高齢者の事故が多いですよね。 調査は難しいでしょうが、「ゼリーよりの方が危ない」という結果になる可能性は十分あると思います。 けれど、“喉に詰まって死ぬ人がいるから”という理由で、日でおが販売中止になるとは、考えられません。 理由は「おはお正月に

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    REV 2008/10/09
  • バレる理由は3つとも同じ - Chikirinの日記

    まったく同じ構造ですね。あまりにきれいに同じ。 (1)品偽装 ここ数年、やたらと続いたのが品会社のスキャンダルです。赤福や白い恋人などの菓子メーカーから、吉兆などのレストラン、その他、肉加工業者まで、「客の残した材を使いまわし」「回収品を再利用」「実は国産品じゃなかった」などがバレて告発、報道されています。 大半のケースで「不正は十数年にわたり行われており・・」とのことだから、決して「昔はなかった偽装が今は増えてきた」わけではありません。単に「昔は偽装がバレなかったが、今はバレやすくなっている」だけなんです。 なんでバレ易くなったかといえば、不正を知りつつ働いていた人たちが、昔は「みんな正社員だったが、今は大半が非正規雇用や派遣社員だから」ですよね。 いいこととは思いませんが、正社員にはその会社の“家族”として、会社を守ろうという意識があります。その代わり、会社は一生自分を守ってく

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    REV 2008/10/06
  • “声が聞こえるように” - Chikirinの日記

    ちきりんがブログを書く時に一番気を配っているのは、読んでいる人に「ちきりんの声が聞こえるように書く」ということです。 読者の方が画面の文字を目で追うと、まるで画面の向こうから声が聞こえてくるかのような、「ちきりん」が自分に話しかけてきていると感じられるような、そういう文章が書きたいと思っています。 書き手として読み手に「声を届けたい」と思うと、こちらも「相手を思い浮かべながら書く」必要があります。画面の向こうの読者を想像して書かないと「声」は届かないと思うんです。 別に誰か特定の人を想像するわけではないのですが、たとえば誰かと飲みにいって何時間もその人に向かってぎゃーぎゃーわーわー話し続けているというような感じで、「聞いてる?聞いてる?ほんとに聞いてる?」ってな感じで書いています。 何が言いたいかって? つまり、ちきりんが伝えたいのは個別のエントリの中身ではない、ってこと。首相がどうしたと

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    REV 2008/09/09
  • 時代と共に幸せに - Chikirinの日記

    何かの手違いで(?)「イトーヨーカ堂 成長の源流」というを読んだ。イトーヨーカ堂の元常務の邊見敏江さんという方が書かれた。 イトーヨーカ堂成長の源流 作者: 邊見敏江出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2007/11/16メディア: 単行購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (1件) を見る ヨーカ堂社史と、“業務改革”というあの会社独自のオペレーションについての紹介、を足して2で割ったみたいなですが、同時に著者・邊見さんの自分史という側面ももっており、各所に“時代背景”が見えて、それがとても興味深かった。 の“帯”は、イトーヨーカ堂の名誉会長の伊藤雅俊さん。いわく「商人・経営者として私が大事にしてきた「お客様第一」「従業員第一」という創業期の理想を邊見さんが具体的な形にまとめてくれました。」と。 正直、邊見さんなんて誰も知らないでしょ? でも、イトーヨ

    時代と共に幸せに - Chikirinの日記
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    REV 2008/09/07
    イマ、全てを会社に捧げても、幹部には株券持った外資がポンと外人を登用し、モウレツに働いても、偽装管理職で評価されず、よくて片思いで終わりそう。
  • よど号メンバー9名の記録 - Chikirinの日記

    1970年 3月 31日、共産主義者同盟赤軍派の 9名が、羽田発 福岡行きの日航空 351便(通称よど号)をハイジャック。福岡、ソウルを経て北朝鮮に亡命。乗客乗員は最終的には全員解放されました。 この事件、ちきりんは超がつくお気に入りです。 下記は自分用の覚え書きエントリで、たまに加筆アップデートしてます。 <メンバー 9名について> (1)田宮高麿 大阪市立大学生。赤軍派の軍事委員長。1943年生まれ、当時 27歳 よど号ハイジャックグループのリーダー。乗っ取った飛行機を降りる時、乗客にむかって演説し「我々は“明日のジョー”である」と言った。 1995年 11月 30日、平壌で突然病死(心臓麻痺と発表された)。日から訪朝していた昔の赤軍仲間、塩見孝也氏と会い、元気に話していた翌朝の突然死であったため、その仲間との“危ない会話”を盗聴されたが故の粛正ではないかとの疑いもある。享年 52

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    REV 2008/08/30
  • 正社員ポジションはどこへ? - Chikirinの日記

    昨日使ったデータについてさらに調べてみたら、おもしろかったのでまとめておきます。 その中には、昭和62年(1987年)と平成19年(2007年)の比較で次のような数字がありました。 1987年の被雇用者数=4306万(正規雇用3456万人+非正規雇用850万人) 2007年の被雇用者数=5326万(正規雇用3436万人+非正規雇用1890万人) 2007年のほうは、社民党、民主党、さらに“ロスジェネの味方のふりをしているマスコミ”が「今や会社員のうち35%以上が非正規雇用!」と報じる元データです。 でもよく見ると「あれっ?」と思いませんか? だってこのデータをみる限り、過去20年で正規雇用数はほとんど変わってないですよね。非正規雇用が増えてるだけなんです。しかも1000万人も! これだとその意味するところは、「正社員が減って、不安定な非正規雇用が増えた」のではなく、「正社員は減っていない。

    正社員ポジションはどこへ? - Chikirinの日記
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    REV 2008/08/03
    定年の延長の余波?
  • “マス”という呪縛 - Chikirinの日記

    最近ちきりんにとって、“おもしろいじゃん”“これは読む価値あるかも”と思える、まあいえば“一番質が高いと思える雑誌”は、市販品ではない会員誌だ。ちきりんのとこには毎月3冊、うち2つはクレジットカードのゴールド会員向けの雑誌、もうひとつはマイレージ会員向けの雑誌が送られてくる。この3種の雑誌が、正直いって街で売られているどの雑誌よりもおもしろい。扱う内容の多様さ、深さ、等々。比べものにならない。 これらの雑誌がユニークな点がもうひとつある。それは執筆陣だ。これらの雑誌の大半の執筆者はいわゆる物書きではない。文筆業ではない人が書いている雑誌なのだ。多くのページが科学者、役者、スポーツ選手、宗教家、企業家、起業家、芸術家、学者、活動家、その他その他。小説家が書く場合も小説以外のものを書く、という意味で、いわゆる「書くことがプロ」の人の作品ではないページが多くを占めている。 つまり、これらの雑誌で

    “マス”という呪縛 - Chikirinの日記
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    REV 2008/07/27
    「うち2つはクレジットカードのゴールド会員向けの雑誌、もうひとつはマイレージ会員向けの雑誌」けまーッ
  • 新聞業界 崩壊の理由5つ、いや6つ - Chikirinの日記

    「毎日新聞の英語版オンラインウエブサイトに、英語で、ほとんどポルノ小説のような記事が長期間掲載されていて、海外の日人等多くの人から警告やクレームがあったにもかかわらず毎日新聞が事態を放置。 結局、毎日の HP に広告を出していた企業が広告を引き上げる、という状況になって初めて毎日新聞も事態の深刻さを理解し収拾に乗り出した」という事件。 記事を書いていたのは「英語と日語はできるが、それ以外の能力は(社会性も判断力も含め)何もない」というよくいるタイプの外人さんのようで、毎日側にはそういう人を管理する意思も能力もなかったんでしょう。 それにしてもこの事件で一番不思議に思えたのは、「毎日新聞がわざわざコストかけてネットで英語記事を書く必要って何?」という点。 “日語かつ紙媒体”という丸市場の方でさえ「毎日新聞不要論」が根強いのに、なんで毎日が英語で記事書く必要があったんだろうね。かなり不

    新聞業界 崩壊の理由5つ、いや6つ - Chikirinの日記
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    REV 2008/07/27
    郵便の出現で飛脚の地位が低下し、電話の出現で電報の地位が低下し、FAXの出現でテレックス/テレタイプの地位が低下し、携帯電話の発達で、固定電話の地位が低下したようなものかと。
  • 怨嗟の街 - Chikirinの日記

    昨日のフレンチはおいしかった。 バタくさくてクリームでこねくり回した調理方法が好きでないため、ちきりんはあんましフランス料理は得意でないのだが、 昨日のとこはお魚系がとても上手に素材が活かしてあって爽快な舌心地でスタートでき、かつ、お肉もフォアグラとか使ってるのにもかかわらずあっさりしあげてあって、とてもちきりん好みでした。 フルコースだったのに全部しっかり平らげたです。結構珍しいことだ。 ただ、平日とはいえあんなに客が少ないと(たぶん私たち入れて全員で5名のみ)、長くは存在し得ないかも。 割り勘で一人 1万 7千円。ってか、高過ぎてお互い「おごるよ」と言えない・・シャンパンから後酒まで飲んでるから、んなもんか。 まあ、また行ってもいいかな、というレベル。 ちなみに今までちきりんが自腹でべた事で一番高かったのはホテル西洋銀座ができたばっかりの頃にべたメインレストランのランチ。 ひと

    怨嗟の街 - Chikirinの日記
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    REV 2008/06/11
    「彼らがほしい幸せは、アキバのホコ天を友達と談笑しながら歩くことだ。」泣ける
  • 「資産」と「能力」:ゲームの選択 - Chikirinの日記

    さて昨日は、「戦いが能力から資産に変わった」という話をしました。今までは世界はその能力で戦っており、「勤勉」や「細やかさ」「こだわり」などにすぐれた資質をもつ日人は「生産能力」という点で各国を凌駕し、世界2番目の経済力を誇るまでになったわけです。 しかし戦いは今や「何ができるか」ではなく「何を持っているか」になったわけで、石油も料ももたず、人間の頭数さえ減少傾向に入った日はもはや「世界の2位」どころか10位に入ることさえおそらく難しい時代になるであろうと。これが昨日のエントリの趣旨でありました。 「能力を競うゲーム」を「持ってるものの価値を競うゲーム」に変えたのは、結局は「両方をもっている米国」であったわけですが、それは、「能力だけあって、資産のない」日をおとしめると同時に、「能力はないけど、資産はたっぷり」な中東、ロシア、そして南米やオーストラリアなどの相対的地位をぐぐいと引き上

    「資産」と「能力」:ゲームの選択 - Chikirinの日記
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    REV 2008/06/08
    知財→一方、日本は国立大への(略 原子力→一方、日本は原発を(略 
  • 国に泣きつく若者達 - Chikirinの日記

    “朝生”が貧困問題をやっていたので録画して見ました。 出演者の立場はいろいろなのですが、中でも次のふたつのグループの意見の違いがおもしろかったです。 Aグループ:貧困問題をなんとかしろ派の人たち。当事者側と、その支援団体の人たち。 Bグループ:元日経の記者、元コンサル、経営者など。自由主義経済の担い手側の人たち。 中でも驚いたのは、Aグループの人たちが予想以上に国家頼りだったことです。 Bグループの人の意見はよくわかります。私も同じ意見で、意外感や違和感は全然ないです。 でも、Aグループの人たちの意見がここまで国頼みだってことは、今回初めて認識しました。 国頼みというのは、彼らが主張する解決方法のすべてが社会保障である、ということです。生活保護にしろ失業保険にしろ最低賃金の引き上げなどの規制強化策にしろ、とにかく「国がこうしてくれるべき」という意見ばっかりでした。 もっと言えば、消費税も法

    国に泣きつく若者達 - Chikirinの日記
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    REV 2008/04/26
    //もし、「全企業全正社員(+全公務員)全員クビ」→「半年後、社長と役員公募」→「匿名で、社員募集」やれば、年長組の方が国家支援を要請するかも。
  • 格差世代 - Chikirinの日記

    30代半ばで、誰もが知る有名企業に勤めるB君と話す機会があった。 この年代は大学を出る1994年〜2003年が就職氷河期で、非正規雇用のまま転々とする人も多く、ロスト・ジェネレーションと呼ばれている。ところがB君は「ロスジェネなんてありえない。僕なんかむしろ“金の卵”ですよ」と言ってた。 聞いてみると、確かに就職活動は厳しかったらしい。B君も一流大学の卒業生だけれど、OB訪問をしたら自動的に内定がでたバブル時代とは異なり、それなりにまじめに活動しないと内定はもらえなかった。 留年していたり、麻雀しかしてなかった友人の中には、大企業はすべて落ち、無名の中小企業に就職した人もいたらしい。 でも、元気ではきはきした好青年でサークルなどの活動歴もあり、学生時代から英語も熱心に勉強していたB君にとって、就職活動は「大変だったけど、頑張ればなんとかなった」というレベルだった。 で、「金の卵ってなに?」

    格差世代 - Chikirinの日記
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    REV 2008/04/21
  • 恐るべし 伊勢神宮 - Chikirinの日記

    お伊勢参りしてきました。 今回驚愕したのは、伊勢神宮の仕組みのスゴさについてです。「式年遷宮」は日の常識という人もいますが、ちきりんは知りませんでした。 伊勢には外宮と内宮があるわけですが、その隣には、それと全く同じ大きさの空き地があるんです。 その空き地に、20年ごとに全く同じものを建て、できあがったら古い方を取り壊す。そういう形で20年ごとに、東と西の敷地に交互に宮を置いてきたらしい。 しかも、 「それを過去 1300年ずっと実施してきている。」とか(アメリカが建国する 1000年以上も前から!)、 「内宮、外宮の建物だけではなく、御垣、鳥居、橋、内部の布品なんかも全部新しく作り直します」とか 「前回の遷宮の費用は 380億円だったけど、次の遷宮の予算は 550億円です」とか言われた日には、まーじ驚きました。 一番興味深いのは「前回は誰が 380億円出したんだ? 次は誰が 550億円

    恐るべし 伊勢神宮 - Chikirinの日記
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    REV 2008/01/01
    東京の一等地、いや、超一等地に居を構える一家がいて、固定資産税だけでどのくらいだろ。