テレビ局が放送中に起こしたトラブルや局員の不祥事に対して、アナウンサーが番組内で謝罪することがある。この対処は正しいのか。企業のリスク管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授は「視聴者からの全ての批判に対応する必要はないが、アナウンサーが謝るには荷が重い事象でも謝罪している。アナウンサーはあくまでもテレビ局の一社員でしかない」という――。 【写真】新居報道の渦中にある大谷翔平選手 ■テレビ局の不祥事を謝罪するアナウンサーたち テレビ局が起こした不祥事を、番組中にアナウンサーが謝罪することに対して、「アナウンサーに謝罪させるな」などと批判が集まっている。 直近では、7月14日に放送されたTBS系「アッコにおまかせ!」で、宇内梨沙アナウンサーが、前週の番組内で、東京都知事選に関して「漢字表記の候補者名は漢字で書かないと無効になる」などと誤情報を放送したことを謝罪している。 フジテレビも、米大リーグ