『メガネ男子』といい、多様化する女子の趣味趣向を分析した本が売れている。さらに最近目にした本では『オタク女子研究』。この2冊とも、私にとっては他人事ではない。実によく理解できる。と言うのも、私にもその要素が多少はあるからだ。 オタクというと今ではアキバ系のことを指し、美少女キャラに萌え〜な人たちのことを言う(と書くと、またヘンなトラックバックがつきそうで嫌だ)。が、オタクは男子だけでなく、実は女子にもいる。しかも普通のOLや主婦層にたくさん。果たして女オタクとはどういう人たち? ピンときた人は、その世界を知っている人だ。そう、女オタクが萌えるものとは、「ボーイズラブ」や「やおい」と呼ばれる、あの男同士の恋愛を題材とした小説や漫画の類。他にジャニオタ(ジャニーズオタク)やヅカオタ(宝塚オタク)などもあるらしいが、狭義では小説や漫画のほうだ。 女オタクは男オタクとは違って身なりも普通の女子