2024-02 « 1234567891011121314151617181920212223242526272829 » 仙谷由人官房長官が18日の参議院予算委員会の答弁で、自衛隊を「暴力装置でもある」と表現したことで国会は紛糾、このことば使いは新聞、テレビや、ネットの世界でさまざまな角度で論じられました。 ●大学の授業で顛末を解説 「暴力装置」論争の顛末。私は翌日、法政大学の「マスコミ論」の授業で紹介して、コミュニケーション論とメディア論の観点から解説しました。主なキーテーマは「世代と言語環境」「メディアの違いによる認識の違い」と「現実政治」の係わりでした。 ●youtubeに感謝 私の学生時代には、授業でこうした問題の取り扱うのは容易ではありませんでした。「暴力装置発言」という事実自体を生で知ることがむずかしいからです。国会の委員会を傍聴できるのは極めて限られた人です。テレビの国会中