タグ

ブックマーク / tod.cocolog-nifty.com (10)

  • 続・モーターショーで「リア充」がカメラ小僧を見くだす風景について: 愛と苦悩の日記

    先日のイベント・コンパニオンのお話について、続きを書いてみたい。 たまたま今日の『日経ビジネスオンライン』の連載「フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える」が『カメラ小僧も迷子も集うモーターショー。まだまだクルマは捨てたもんじゃない』(2011/12/15掲載分)が、タイトルのとおりカメラ小僧に言及していたからだ。 この連載は『日経ビジネスオンライン』の連載の中ではいつも軽妙な文章と、筆者フェルディナント・ヤマグチ氏のほどよいボケも含めて、人気の連載のようで、僕もたまに楽しく読ませて頂いている。 で、今回の記事からイベント・コンパニオンとカメラ小僧について言及した部分、正確に言うと写真のキャプションの文章を引用してみる。 まず、車の前でポーズを決めるイベント・コンパニオンを、カメラ小僧が取り囲んでいる写真のキャプション。 「で、パニオン嬢。今回は『女性だけの撮影お断り』なんてブースもあ

    REV
    REV 2011/12/18
    撮影会のように、モデルもそういう撮られ方を想定している情況で撮影するほうが誠実な気も。
  • 『全国こども電話相談室・リアル』を初めて聞いた: 愛と苦悩の日記

    今朝いつもより起床時間が遅かったので、偶然TBSラジオの『全国こども電話相談室』を聞いたのだが、愕然とした。 『全国こども電話相談室』と言えば、「お姉さん」が司会で、各界の著名人が「先生」として登場し、子供たちからの微笑ましい疑問に苦笑しながら答えるといった、日曜日の朝にふさわしい、ほのぼのした番組、という印象しかなかった。 周知のことかもしれないが、いまは『全国こども電話相談室・リアル』という題名になり、子供たちからのいじめや家庭の事情など、極めて深刻な悩みの相談にのる内容に変わっていたのだ。 いやぁ、正直いって、かなりショックだった。 こういう番組はドリアン助川が司会者をやっていた『正義のラジオ!ジャンベルジャン』のように深夜時間帯にやるものだという先入観があった。 『全国こども電話相談室・リアル』は自殺念慮をもつ子どもからの匿名メールにも対応し、「アフター」という名前で、一度相談にの

    REV
    REV 2011/01/16
  • DMMポイントオークションの「サクラ」かもしれないユーザ一覧: 愛と苦悩の日記

    DMMポイントオークションの「サクラ」は、けっこう普通に出没するようだ。同サイトの「終了オークション一覧」を見ると、「サクラ」が落札したとしか考えられない商品が意外にたくさん見つかる。 それは、赤字落札を複数回くり返しているユーザーである。 赤字落札とは、そのユーザーが落札した金額と、入札にかけた金額(=70円×入札回数)の合計が、その商品のDMM販売価格を上回っている落札のことだ。 実はこれは、DMMポイントオークションで終了済みのオークションを見ると、比較的簡単にわかるようになっている。 そこで、PHPで簡単なスクリプトを書いて、過去の終了オークション一覧から、赤字落札をしているユーザーをピックアップしてみた。 すると、予想どおり複数回くり返し赤字落札をしているユーザーが存在する。彼らが合理的に行動しているとすれば、「サクラ」であると考えておそらく間違いないだろう。 もちろん、数多くの

    REV
    REV 2010/10/02
  • 上野玲氏(『うつは薬では治らない』著者)自ら「患者化」している件: 愛と苦悩の日記

    上野玲氏は、ツイッターで捨てぜりふを残し、逃亡したままだ。まさに著書『うつは薬では治らない』(文春新書)で上野玲氏が批判している「患者化」を自ら実行されている。 (※なお、上野玲氏のツイッターはこちら) 書で上野玲氏が言う「患者化」とは、自分がうつ病患者であることを言い訳にして、いろいろな責任から逃れること。 前回も書いたように、上野玲氏は僕の『うつは薬では治らない』に対する批判を、読んだ上でならまだ分かるけれども、「読みません」と堂々と宣言して逃げ出した。同業者から見れば、風上にもおけない人物だろう。 くり返しになるが、僕は上野玲氏の「患者化」の考え方に反対だ。 うつ病の患者は、逆に、いろいろな責任からのがれて、十分な休養を取らなければ軽快せず、いたずらに症状を長引かせるだけである。 一般の会社員だと、最悪の場合、就業規則で決められた休職期間を超えてしまい、自己都合退職あつかいさせら

    REV
    REV 2010/09/18
  • 上野玲氏(『うつは薬では治らない』の著者)からの驚くべき返信: 愛と苦悩の日記

    上野玲氏『うつは薬では治らない』(文春新書)の批判を、著者ご人にツイッター(Twitter)でリンクをお送りしたところ、下記のようなびっくりする返信(リプライ)があった。全文そのまま引用する。 ※ちなみに僕の書いた批判は次の2つだ。「上野玲『うつは薬では治らない』(文春新書)は読む価値ナシ(1)」と、その続き。 上野玲氏:「あなたが以前、アマゾンで書かれた文章を読みましたが、私は東大卒ではないので(というか、東大卒しか誇れるものがないという現実にご同情申し上げます)、何を書いているのかわかりませんでした。実際、そうした人も多数います。よって今回の批判と称する文章も読みません。ご苦労様。」 ※なお、上野玲氏のツイッターはこちら。 「東大卒しか誇れるものがないという現実にご同情申し上げます」というのは、すでに読み飽きた感情的個人攻撃なので、無視する。ジャーナリストである上野玲氏が、こんな稚

    REV
    REV 2010/09/16
  • 愛と苦悩の日記: 船場吉兆批判は貧乏人のひがみ?

    愛と苦悩の日記 70年代生まれの人々のためのWebサイト think or die の「愛と苦悩の日記」をブログ化 1997/12/13から現在まで、日常生活をテツガクするエッセー集 中国の歌やドラマ関係も。ジェイド・イン(Jade Yin)、alan「懐かしい未来」、『地下鉄の恋』など。 高級料亭「船場吉兆」がべ残しの使い回しを隠蔽していた問題、マスコミも一般大衆も総攻撃だが、実際に船場吉兆で高額な事をした人間が何割いるのか。 昨年の偽装問題後もなお、船場吉兆の営業再開時に「応援」に駆けつけた顧客は、そもそも高級料亭の看板で虚栄心を満たすことしか能がない富裕層で、彼らにとって法令遵守などクソくらえなのだ。 船場吉兆のような高級料亭は、元来そういう倫理観の乏しい富裕層を中心に商売しているのだから、僕らのような一般大衆がいくら非難したところで、船場吉兆の社長や顧客からすれば「貧乏

    REV
    REV 2008/05/08
  • 愛と苦悩の日記: 「顧客第一」が産み出すおバカな社会

    70年代生まれの人々のためのWebサイト think or die の「愛と苦悩の日記」をブログ化 1997/12/13から現在まで、日常生活をテツガクするエッセー集 中国の歌やドラマ関係も。ジェイド・イン(Jade Yin)、alan「懐かしい未来」、『地下鉄の恋』など。 いまサービス業の社内情報システム部門で働いているせいか、顧客満足といえばできるかぎり顧客の要望を実現すること、という考え方が当たり前のように社内にまかりとおっている。しかし顧客の言いなりになるだけでなく、顧客を啓蒙することもサービス業の使命である。 わかりやすいのは環境問題だ。小売業がレジ袋を廃止すれば顧客の利便性は失われる。顧客の言いなりになることが営利企業の至上命題なら、レジ袋を廃止するのはナンセンスだ。しかし、現にレジ袋を廃止する企業が存在するのは、顧客を啓蒙するのも企業の使命だという暗黙の了解があるから

    REV
    REV 2007/04/14
    ? ???
  • 愛と苦悩の日記: 「システムとしてのいじめ」の解決法

    70年代生まれの人々のためのWebサイト think or die の「愛と苦悩の日記」をブログ化 1997/12/13から現在まで、日常生活をテツガクするエッセー集 中国の歌やドラマ関係も。ジェイド・イン(Jade Yin)、alan「懐かしい未来」、『地下鉄の恋』など。 「金八先生」こと武田鉄矢が最近のいじめ問題について、「いじめるヤツにどんなに説教しても変わらない。大事なのはいじめられているヤツを鍛えること」(日刊スポーツの記事)とのたまわったらしい。一見、逆説的な考え方だけに、一般人にはもっともらしく聞こえるだろうが、妙な納得感を与えるおそれがあるという意味で、始末が悪い。 いじめというのは、いじめられるのがイヤだからいじめるのであって、いじめる側といじめられる側は、ささいなきっかけで簡単に入れ替わってしまう。いじめられっ子に働きかけて、うまくいじめられる立場から救い出せて

  • 愛と苦悩の日記: 僕ら世代の致命的弱点としての素朴な平和主義

    70年代生まれの人々のためのWebサイト think or die の「愛と苦悩の日記」をブログ化 1997/12/13から現在まで、日常生活をテツガクするエッセー集 中国の歌やドラマ関係も。ジェイド・イン(Jade Yin)、alan「懐かしい未来」、『地下鉄の恋』など。 先日書いた「このあまりに下らない、会社員生活」というエントリについてだが、もしかすると、こういうことが起こるのは僕ら30代会社員の決定的な弱点のせいではないか、という気がしてきた。 これまで僕が「愛と苦悩の日記」と親サイト「think or die」でおじさん世代(=団塊の世代)の批判を展開してきたのは、会社組織の中に世代間の政治的対立があるということを、大前提とした上でのことだ。 もう少し広げて言えば、会社組織の中にはさまざまな政治的対立があって、その一つに世代間の対立があるということだ。こういう認識があるか

    REV
    REV 2006/10/21
  • 愛と苦悩の日記: モダンな『十二国記』とポストモダンな『エルハザード』

    70年代生まれの人々のためのWebサイト think or die の「愛と苦悩の日記」をブログ化 1997/12/13から現在まで、日常生活をテツガクするエッセー集 中国の歌やドラマ関係も。ジェイド・イン(Jade Yin)、alan「懐かしい未来」、『地下鉄の恋』など。 ■前回につづいて清濁併せ呑む覚悟でのアニメーション鑑賞記である。今回はなぜか『神秘の世界エルハザード』(OVA版)とアニメ版『十二国記』の2。意図的に類似した作品を借りてきたわけではなく、結果的に似たような設定の作品を2つづけて見ることになった。 この2作に共通した設定とは、ごくふつうの高校生がある日突然、同級生とともに何の脈絡もなくどこか知らない世界に連れ去られてしまい、主人公がその世界で非常に高貴な身分の人物であることになってしまう、という内容である。 結論から言えば、僕としては物語構造の面白さの点で、

    REV
    REV 2006/03/31
    新人類万歳。構造と力。逃走。ベットの角に頭をぶつけたらでてきた単語。
  • 1