日本国内の大学教員で「大学生に対する情報教育」に関わっている人達の日々の実践や研究成果を発表する会議「情報教育研究集会(昨年までは「情報処理教育研究集会」という名称でした)」というのがあります。 毎年1回開催で、もう20年近く開催され続けています。今年の主催大学は広島大学。11月24日〜25日に開催されました。(なお、基本的には国立大学情報処理教育センター協議会が当番校(?)をまわしています。2003年までは「主催:文部科学省(あるいは文部省)」でした。) 圧倒されるのは分科会です。今年は9つの教室に分かれ、たった1日で200件以上の発表がありました。全国の多くの大学から、実践が発表されます。この集会に参加すると、現在の大学における情報教育の「ありのままま」を知ることができます。 昨日の発表で気になったことがいくつかあるのですが、そのうち一つをここに書きます。 ある大学で、予算の事情もあり
![平成18年度情報教育研究集会 - 辰己丈夫の研究雑報](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ec924fdb1ec306f8b26a7bcd86e440d79c8e0afd/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fttmtko.air-nifty.com%2F.shared-cocolog%2Fnifty_managed%2Fimages%2Fweb%2Fogp%2Fdefault.png)